大阪・関西万博が、2025年4月13日~10月13日の会期で、大阪市・夢洲(ゆめしま)で開催されています。
私としてはものすごく楽しいイベントですし、素晴らしい場を作り上げていただいている関係者と公式参加者の皆様には感謝でいっぱいです。
とはいえ、広報面はあまり良くないというか、パビリオン・プロジェクト単位でWebサイトが乱立しており、情報が分散しているため、かなり調べこまないと全体像も理解できない、という状況でもあります。
この記事では、私が大阪・関西万博を訪問する中で得た、知っておきたい知識やコツ・ノウハウと、万博関係の情報収集の方法等を紹介できればと思っています。
おことわり
本記事は博覧会協会や公式参加者等の公式情報ではありません。(本サイト全体に言えることですが)この記事を参考にした場合でも、私は一切の責任を負いませんので、閲覧している皆さんの責任でご利用ください。特に、執筆時点から状況が変わっていることも大いにありえますので、ご注意ください。
本記事は全ての情報を網羅していませんし、網羅を目指してもいません。もちろん、他のサイトさんやSNSの投稿などもぜひ参考にしてください。
本記事は随時更新します。
私は大阪・関西万博のスタッフ・関係者ではありません(ただの通期パス保有者です)。予約システムなど、いろいろとどうかと思う部分もありますが、そこは問題提起している方も多数いらっしゃいますのでほとんど記載していません。
はじめに
最初に会場内アナウンスから抜粋した文章を記しておきます。この文章が万博の趣旨を端的に表しているように思います。
本日は、EXPO2025にご来場いただきありがとうございます。
EXPO2025は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催しており、持続可能な社会の実現や、テクノロジーの進化を通じて人々の生活を豊かにすることを目指しております。
さまざまな国や地域、国際機関、企業グループ、団体などが参加し、未来の社会に向けたアイデアや技術を示し、交流を深める場であり、テーマに基づいたパビリオンやイベントがございます。
ぜひ未来を体験し、多様性や持続可能性について考える、心躍る出会いと発見の場としてお楽しみください。
(開場前アナウンスと定時アナウンスを組み合わせて作成)
万博はかなりのボリュームがありますので、1日や2日で万博を味わい尽くすのはほぼ不可能です。特に関西にお住いの方で、一度行ってみて良いと感じたなら、通期パスを購入することも積極的に検討してみてください。
来場後には来場者アンケートに回答できます(翌日以降にメールが届きます)。このアンケートから「良かった点」と「改善してほしい点」をぜひ記入してみてください。
来場前
チケット購入や予約の方法
チケット購入方法や予約方法については、本記事ではあまり触れませんので、「チケットインフォメーション」をご覧になってください。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/
入場までの流れ
万博の入場までの流れをざっとまとめておきます。簡単に書くと、チケットを買って、来場日時予約をして、パビリオン・イベント予約をしてください。
なお、当日券もありますが、当日券販売の情報は、来場予約の状況に応じて前日に発表されます。以下のサイトから必ず確認してください。また、当日券の購入に現金は使えません。
https://www.expo2025.or.jp/news/daily/
まずはチケットを購入してください。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/price/チケットは「公式デジタルチケット」で購入するか、後述の方法でコンビニで購入してください。
数回しか行かない場合、入場日が平日の場合は「平日券」、16時以降の来場の場合は「夜間券」がおすすめです。土日祝に終日行く場合は「一日券」を購入してください。
なお、当分の間、夜間券は16時以降に入場できます(参考リンク)。何度も行く場合は、通期パスや夏パスを検討してください。なお、顔写真の登録が必須です。
チケット区分の年齢は、2025年4月1日時点の満年齢を基準とします。「中人」は12-17歳(つまり中学生・高校生)、「小人」は4-11歳(つまり年中・年長と小学生)です。そのほか、「3歳以下無料券」や「特別割引券」があります。
チケットの購入後、来場日時予約が必要です。予約がない場合は入場できません。
日時のほかに、入場ゲートを選ぶ必要があります。Osaka Metro(地下鉄)を使う場合は東ゲート、シャトルバスを使う場合は西ゲートとしてください。
来場日時予約をすると、パビリオン・イベントの予約が可能です。
2か月前抽選・7日前抽選・空き枠先着予約があります(詳細は後述)。
予約なしに入れるパビリオンもたくさんあります(特に海外パビリオンは大半が並べばいつかは入れます)。
なお、パビリオンの入場やイベントの参加に追加料金は必要ありません。
入場時、手荷物検査の後にQRコードを機械にかざしてください。
QRコードはチケットIDごとに同一(時間経過で変化することはない)なので、印刷しても構いません。
万博来場サポートデスク
大阪近辺にお住まいの方でサポートが必要な方は、大阪市・大阪府が設置している「万博来場サポートデスク」を利用してみてください(私は使ったことがありませんので、情報提供のみしておきます)。
https://www.city.osaka.lg.jp/banpakusuishin/page/0000633665.html
なお、万博IDの登録時には、よくあるご質問にもあるように、氏名・メールアドレス・電話番号・生年月日が必要ですが、それ以外の個人情報(住所など)は不要です。
https://faq.expo2025.or.jp/hc/ja/articles/4660209320606
コンビニでの購入
万博チケットは大手コンビニでも購入できます。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/voucher/
本サイトではセブンイレブンを利用した購入について触れておきます(購入経験があるのでセブンを選んでいるだけで、もちろんローソン・ファミリーマート・ミニストップでも大丈夫です)。
おすすめは、マルチコピー機で直接購入する方法です。
セブンチケットのWebサイトから事前登録するのは手数料がかかる可能性があり、入力する情報も多いので推奨しません。
方法はセブンチケットWebサイトに記載のStep①~⑤の通りですので、リンク先をご確認ください。
https://7ticket.jp/sp/expo2025
以下は、セブンイレブンのマルチコピー機で直接購入する場合についての記載です。
セブンイレブンのマルチコピー機で直接購入する場合、手数料は0円です(参考リンク)。
購入時に購入者の氏名(カタカナ)と電話番号を入力する必要があります。また、チケットには入力した氏名が記載されます。
セブンチケットの各種規約に同意のうえで利用してください。
https://7ticket.jp/terms支払いには現金・電子マネーnanaco・クレジットカードが使えます。nanacoのポイントは付与されません。
三井住友カード(NL)などの7%還元は対象となる可能性が高いです(参考リンク)(確認が取れ次第更新)。ただし、セブンイレブンではカードでもモバイル端末でもタッチ決済が使えるのは1万円までです。1万円を超過する場合は別々に購入してください。
https://faq.sej.co.jp/article/?knowledge_id=cidqbq4vr0h8m5o3sq6g「日時指定引換券」の場合、平日は6000円、土日祝は7500円となります。ただし、平日の日時指定引換券を購入した場合、後述の方法を使っても土日祝には変更できません。
引換券の譲渡等については「2025年日本国際博覧会入場チケット引換券購入・使用規約」第4条に記載の通りです(例えば、家族が引換券を代わりに購入するのは問題ありません)。
https://ticket.expo2025.or.jp/basic/?id=144
コンビニで購入した場合、レジでもらえるのは「引換券」であり、チケットそのものではありません。入場前に「ゲート前チケット引換所」でチケットに引き換えてください。また、引換券のまま当日を迎える場合、7日前抽選や空き枠先着予約などの事前予約はできません(当日登録は会場内の専用端末で可能です)。
引換券にはシリアルコードが記載されており、引換サイト(リンク)からチケットIDを入手することも可能です。チケットIDを入手した時点で引換券は無効(チケットIDは何度でも閲覧可)になり、入場には原則として万博IDの作成とチケットIDの登録が必要となります。その代わりに、抽選・先着予約への参加や日時変更などが可能となります。
また、「日時指定引換券」の場合、引換サイトで入手できるチケットIDは、コンビニでの購入時に指定した日時で来場日時予約が済んでいるものです。公式デジタルチケットでは9:00や10:00入場枠が満員の場合でも、コンビニ販売でその枠のチケットが購入できる場合があります。
※ミャクミャク リワードプログラムの経験値も、一日券・平日券扱いで受け取れます。
また、6月中旬から夜間券も日時指定で販売されるようになりました。7月分の夜間券は、6月20日午前10時から発売されました。
なお、上記の記述はセブンイレブンのマルチコピー機で直接購入する場合のものであり、公式デジタルチケットサイト(リンク)で購入手続きを進めて支払のみをセブンイレブンで行う場合は支払い時の条件が異なります(クレジットカード不可など)ので、ご注意ください。
JTB「優先入場カード」販売
※掲載後に全日程分が完売となりました。なお、再販がある場合は下記サイトからの発売となります。
JTBでは、「万博優先入場カード」と「日本館優先入場券」のセットが販売されていますので、情報提供のみしておきます(個人でも購入できるようですが、詳細は不明です)。
https://j-lppf3.jp/expo2025servicet/
入場ゲートで優先的に入場できるのに加えて、日本館にも優先入館できます。
アテンダントの案内付きは1人4500円(2人以上)、案内なしは1人2500円です。別途送料が1000円かかります。また、入場チケットは別途購入が必要です。
入場ゲートのライブ映像
万博会場の計6か所の様子は、博覧会協会によってYouTubeでライブ配信されています。
このうち、ゲート前の映像を使って時間帯ごとの混雑度合いを予習しておくことを強くおすすめします。
ぜひライブカメラを実際にご覧になって、入場者の流れを確認してみてください。
https://www.youtube.com/@Expo2025-Live-Camera
パビリオン予約枠の考え方
パビリオン・イベントの予約枠の考え方やコツについて簡単に触れておきます。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/information/#sec4
(「STEP4を詳しく見る」をタップ!)
万博の予約システムから事前に取れる枠は、原則最大3枠です。
※超早割特別抽選や万博予約システム外の予約(ミャクミャク リワードプログラムや独自予約システムなど)は、この項目では無視することとします。
具体的には、2か月前抽選で1枠、7日前抽選で1枠、空き枠先着予約で1枠の計3枠で最大です。
2か月前抽選(締切:2か月前の前日)
7日前抽選(締切:8日前)
空き枠先着予約(3日前の午前0時~前日の午前9時)
以下、私なりのコツや注意点を書いておきます。
2か月前抽選・7日前抽選
締切は2か月前の前日と8日前
(名称がややこしいですが、2か月前と7日前ではありません)各抽選で当選するのは1枠だけ
(もし第1希望で当選したら、それで抽選は終了です)同じパビリオンを複数希望するのもアリ
(時間帯によって希望者数は変動するので、ぜひ時間帯を変えて選択してみてください。その枠では落選でも後ろ1時間以内に空きがあれば滑り込み当選する可能性があります。なお、人気パビリオンを選びすぎると容赦なく全落ちになるので、バランスよく選んでください)希望の選択後、最後に「この内容で抽選を申し込む」を必ず押す!
(第5希望まで選ぶだけで満足してしまうと抽選に参加すらできません)抽選結果は、概ね締切翌日の21時30分以降に確定し、チケットサイトの「メッセージ」やチケット別の「予約の詳細」で確認できます。また、当選した場合はメールで通知されます(落選時はメール通知はありません)。
空き枠先着予約
開始(深夜0時0分)よりも早めにアクセスする
(特に23時台は順番待ちとなり、すぐにアクセスできません。また、一定時間操作がなかった場合、再ログインや再度の順番待ちとなる場合があります。)空き枠先着予約で予約できるのは1枠のみ
(変更は空き枠先着予約での予約を取り消してからになります)△でも予約失敗になる場合あり
(枠が埋まってから×になるまでにタイムラグがあります。その場合はすぐに他のものにアタックしてください)一部のイベントは、予約の受付開始が空き枠先着予約となる場合があります。
その他
来場日は変更せずに入場時間や入場ゲートを変更する場合は、パビリオン・イベントの予約や抽選はそのまま残ります。来場日を変更すると予約・抽選は全て取り消され、変更回数が1回カウントされます(日時変更は3回まで)。変更時は表示される注意書きを必ず確認してください。
(もし希望のゲート・時間で予約が取れなくても、7日前抽選結果発表後や当日になれば変更できることもありますし、それに対するペナルティもありません)抽選の当選枠の目安は、4月3日発表のプレスリリースで公表されていますので、参考にしてみてください。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250403-04/
(シグネチャーパビリオンのキャパシティが案外小さく、割と狭き門なのがわかるかと思います)
毎日更新の「今週の万博」【必ず確認!】
来場前に必ず見ておきたい超重要ページが「今週の万博」です。
https://www.expo2025.or.jp/news/daily/
タイトルがややこしいですが、「今週の万博」というより「今日の万博」ですね。
ここにPDFファイルで掲載されている「本日の営業情報および入場方法」は来場当日または前日夜に必ず確認するようにしてください。臨時の営業時間の変更なども記載されています。

また、同じページのイベントカレンダーも見ておきたいところです。イベント内容の詳細は「EXPO2025 Visitors」で確認してみてください。

イベント情報の探し方
イベント情報は、以下のページで探してみてください。
EXPO2025 Visitors「イベントカレンダー」
イベントの最新情報はここからでしか確認できません。来場日が決まっている場合はここから詳細を確認してください。
特に海外主催のイベントは、前日など直前に時間・場所等が変更になる場合もあるので注意してください(4月に経験あり)。
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/schedule
イベントカレンダー(PDFファイル版)
イベントの探しやすさの面では、これ一択です。イベントが全て網羅されていてわかりやすいです。イベントタイトルを見て、気になったのがあれば、補足資料やEXPO2025 Visitorsなどで調べるのもアリです。
なお、「原則、会期中の更新は予定しておりません」と記載されていますが、開幕後も何度か改訂されています。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240620-13/
(ニュース>お知らせ>大阪・関西万博イベント情報について)
ニュース>イベント
イベント関係のプレスリリースなどが掲載されています。有名アーティストによるライブなどは、このページも併せて確認しておくと見逃しがないかと思います。
また、【2か月前抽選のイベントをチェックしよう‼】【7日前抽選のイベントをチェックしよう‼】の記事も参考になるので、ぜひご覧になってください。
https://www.expo2025.or.jp/news/category/events/
なお、イベントによっては特設サイトが設置されている場合があります。その場合は、特設サイトも念入りに確認してください。整理券を配布すると急遽発表したイベントもありましたね。
スマートフォンアプリ
万博関係のアプリは乱立していて、どれを使えば良いのかわかりにくい印象です。EXPO2025 Visitors(Webサイト)にもまとまっていますが、ここでも一部を紹介しておきます。
EXPO2025 Personal Agent
マップが見やすく、ナビ機能もあるので、評判が良い印象です。1回だけ行く方はこれさえ入れておけば何とかなると思います。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/personalagent/
EXPO2025デジタルウォレット
各パビリオンでは、紙に押すスタンプラリーのほか、「ミャクーン!」を用いたデジタルスタンプラリーも実施されています。「ミャクーン!」を利用する場合はデジタルウォレットの登録が必要です。個人的にはリピーター向けかなと思います。
https://expo2025-wallet.com/
https://www.expo2025-dwnft.jp/ja
EXPOホンヤク
万博会期中に提供されている翻訳アプリです。スタッフだけでなく、一般来場者も使用できます。
https://www.expo2025-toppan.com/future/expo-honyaku/
KANSAI MaaS(カンサイマース)
西ゲート発着のシャトルバスに乗車するためには、基本的にKANSAI MaaSからの予約が必要です(桜島駅発着バスは予約なしでも乗れる場合あり)。一応アプリを入れなくてもChrome等から予約できるようです。
https://app.kansai-maas.jp/
フリーWi-Fiの設定
万博内にはOsaka Free Wi-FiによるフリーWi-Fiが提供されています。
割といろんなところでつながる印象ですし、事前にOpenRoamingの設定を済ませておくと毎回の接続なしに利用できます。
ご希望のかたは以下のリンクから設定してみてください。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/wireless/
なお、公衆Wi-Fiですので、安全性などはご自身の判断でご使用ください。
キャッシュレス決済
万博会場内は完全キャッシュレスであり、現金は交通系ICカード等へのチャージにしか使えません(例外あり。下記注意点も参照)。
とはいえ、博覧会協会が提供する決済端末は、全国で利用できる決済手段のほとんどをカバーしていますので、多くの方はICOCAなどの何らかの決済方法をお持ちだと思います。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250214-02/
1つも持っていない方は、来場前か万博会場内の所定の箇所で購入してください。
https://faq.expo2025.or.jp/hc/ja/articles/4743729595294
以下の画像は東ゲートそばのローソンに掲示されているものです。
ニュースリリースから「顔認証決済」が追加されています。
ここに記載されているのが正式なものですので、博覧会協会が提供する決済端末では、この中から選んで使ってください(例外あり。下記注意点も参照)。
以下、注意点です。
「stera」様式の決済方法の案内(アクセプタンスマーク)は、間違って貼っている(あるいは何も貼っていない)ケースを度々目撃していますので、注意してください。
一部の店舗では、上記の決済方法の一部が使用できない場合があるようです。
上記は、博覧会協会が準備した端末を利用している場合です。一部、自前の端末を利用していて、利用できる決済手段も異なるパビリオンがありますので、注意してください(VISA/Mastercardを1枚持っておく方が安心のようです)。
下記ニュースリリースも参考にしてください。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250509-05/
万博IDの本人確認方法
万博IDのログインに2段階認証が導入されていますが、2段階目の本人確認方法は以下の通りです(リンク)。
メールによる認証
生体認証・パスコード認証等
ワンタイムパスワード認証アプリによる認証
このうち、「生体認証・パスコード認証等」は、IDとパスワードの入力後に、スマホの生体認証・パスコード認証のいずれかを行うだけでログインすることができます。
私は当初(なぜか)メール認証にしていて非常に面倒だったのですが、のちに生体認証・パスコードも使えることを知って、設定を見直してからは快適になりました(それにしてもタイムアウトが若干早めな気はしますが)。
なお、複数のパソコンを使う場合はメール認証が良いなど、状況によっては他の手段の方が良い場合もあります。リンク先の万博ID登録マニュアルもかなり丁寧なので、参考になさってください。
https://faq.expo2025.or.jp/hc/ja/articles/4499390304414
手荷物検査
入場前には手荷物検査があります。リンク先を確認のうえ、持込禁止品を持ち込まないように気をつけてください(特に缶・びんの飲料と酒類全般、ハサミ)。
https://www.expo2025.or.jp/entranceguide/#baggage_wrap
手荷物検査では、荷物を全てトレーに置いてください。
ポケットに金属探知機に反応するものが入っている場合は取り出してください。ペットボトル・水筒などの飲料は、かばんの中から取り出してください。
なお、6月頃からパソコン・タブレット端末はかばんから取り出す必要がなくなったようですが、係員の指示に従ってください。
交通手段
万博会場の夢洲までの交通手段について、本記事では、鉄道とバス(P&R除く)についてのみ扱います。
それ以外の交通手段は、EXPO2025交通インフォメーションなどをご覧ください。
https://www.transport.expo2025.or.jp/
Osaka Metro夢洲駅(東ゲート)
一番手っ取り早いのは地下鉄中央線で東ゲートに行くことです。
地下鉄中央線で夢洲駅行きの電車に乗って、終点の夢洲まで乗車してください。
混雑する時間帯では、2分30秒間隔(1時間あたり24本)で運行されています。
電車が発車してもすぐに次の電車が来るぐらいの感覚かなと思います。
ただし、ずっと2分30秒間隔というわけではなく、特に以下の時間帯は5分間隔になりますので、注意してください。
夢洲行【森ノ宮基準】
9時32分発~10時47分発は5分間隔?【子ども列車のダイヤで通常列車を運行している可能性あり】
11時47分発~15時7分発は5分間隔
長田・学研奈良登美ヶ丘行【夢洲基準】
12時11分発~15時31分発は5分間隔
子ども優先列車
学校団体の児童生徒の輸送のため、子ども優先列車が7月18日まで運行されています。
子ども優先列車は【臨時】と表示して各駅に停車しますが、一般の方の乗車は控えてください。
(ただし、車いすの利用者など、身体の不自由な方の乗車は可)
運行本数は申込状況によって変わりますので、下記サイトをご覧ください。
https://subway.osakametro.co.jp/guide/relief_service/kodomoressya_unkouyotei.php
なお、「子ども専用列車」は運行終了しています。
地下鉄の割引制度
PiTaPaで乗車すると1割引、学生は2割引(事前登録が必要)になります。また、敬老優待乗車証は夢洲駅でも使えます。
PiTaPaフリースタイル
https://www.osakametro.co.jp/pitapa/freestyle/PiTaPaフリースタイル(学生)
https://www.osakametro.co.jp/pitapa/student/#freestyle敬老優待乗車証
https://subway.osakametro.co.jp/guide/fare/respect_pass/keiro_pass.php
1日乗車券(エンジョイエコカード)は、夢洲駅では乗降できないので、注意してください(コスモスクエア駅~夢洲駅間の運賃330円が請求されます)。
顔認証改札を使ってみたい人は、e METROアプリから買える「26時間券・48時間券」をどうぞ。
https://subway.osakametro.co.jp/guide/fare/category_digital_tickets/digital_tickets/digital_joshaken.php#jikanken
地下鉄で西ゲートへ(徒歩1.6kmあり)
6月16日より、8:30~12:00限定で東ゲート(地下鉄夢洲駅)から西ゲートまで徒歩で移動することができるようになります。
通行には西ゲート入場の予約が必要です。また、約1.6km(公称で約30分)を歩く必要があります。
これに伴い、2日前の朝8~9時頃をめどに西ゲートの午前中入場枠が開放されます。
詳細は下記ニュースリリースをご覧ください。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250613-01/
西ゲート発着バス
万博会場まで直行バスを利用する場合、入場ゲートは必ず西ゲートとなります。
西ゲート到着後、入場前に東ゲートに移動することはできませんので、日時予約の際に間違えないよう注意してください(ゲート変更はペナルティなく可能ですが、午前中は満員のことが多いです)。
ここでは関西発着の直行バスについて扱います。関西以外を発着する直行バスについては、EXPO2025交通インフォメーション(リンク)をご覧ください。
https://www.transport.expo2025.or.jp/route/express-bus/
桜島駅シャトルバス
桜島駅からのシャトルバスは、KANSAI MaaSで事前予約した人が「優先乗車」できる扱いになっています。アプリまたはWebサイトから予約を行ってください。
なお、5月30日以降、桜島駅発の始発~10時30分のシャトルバスは事前予約者専用となります。この時間帯は事前予約がない場合は乗れませんので、十分に注意してください。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250523-03/
予約時にクレジットカード決済が必要ですが、桜島駅シャトルバスについては、変更やキャンセルも気軽にできるようになっています(規定は購入時の「変更・払い戻し」の欄をご確認ください)。
なお、7月1日より、桜島駅発の始発バスは7時45分発となっています。これより早くバスが出発することはありません。私が4月に乗車したときも、始発時刻よりも早くには出発しませんでした。(もっとも、始発に乗るためには、桜島駅にかなり早めに来ておかないとダメです)
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250626-03/
桜島駅までは新大阪駅・大阪駅(うめきた地下ホーム)発着のエキスポライナー(PDF)もあります。
一応、天保山から桜島までの渡船もありますが…それなら地下鉄の方が良いですね。
シャトルバス(KANSAI MaaSでの事前予約が必要)
桜島駅以外からは新大阪駅(阪急観光バス)、大阪梅田(北)(西日本JRバス)、大阪梅田(南)(京阪バス)、なんば、中之島(京阪バス)、天王寺(近鉄バス)、上本町(近鉄バス)、堺・堺東(南海バス)、尼崎(阪神バス)からもシャトルバスが出ています。
詳細はEXPO2025交通インフォメーションやKANSAI MaaSをご覧ください。
特に路線によって変更・取消時の規定が異なりますので、注意してください。
ATC・コスモスクエア発着シャトルバス(専用サイトでの事前予約が必要)
6月15日からATC(アジア太平洋トレードセンター)発着のバスが、6月29日からコスモスクエア駅発着のバスが運行されています。
運賃は350円で、専用サイトからの予約が必要です。
なお、ATCやインテックス大阪の駐車場は、通常とは異なる料金設定ですので、注意してください。
詳細は下記ニュースリリースをご確認ください。
ATC発着シャトルバス
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250612-01/コスモスクエア駅発着バス
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250626-03/
その他のバス
これまでに記したバスがいわゆる「シャトルバス」なのですが、他にも以下のような直行バスがあります。(ここでは関西発着のバスのみを紹介しています)
阪急観光バス等【伊丹空港】
関西空港交通等【関西空港(りんくうタウン)】
奈良交通:八木万博会場線【大和八木駅】
奈良交通:奈良万博会場線【JR奈良・大和西大寺】(土日祝とお盆に運行)
京阪バス:大阪・関西万博エクスプレス京都【京都駅・高速京田辺】
神姫バス:EXPO神戸号【神戸三宮(神戸空港)】
神姫バス:EXPO姫路号【姫路(加古川)】
神姫バス:EXPO三田号【三田】(土日祝に運行)
このうち、伊丹空港・関西空港発着バスはKANSAI MaaSでの事前予約が必要です。
奈良交通と京阪バスは「発車オ~ライネット」か電話での事前予約が可能です。予約は乗車日の1か月前からです。
一方で神姫バスには事前予約制度がなく、先着順の乗車になります。そのため、乗れない可能性があることに注意してください。
パビリオン
当日登録
パビリオン・イベントの当日登録は入場後にできるようになります。2回目以降は、当日登録の予約を消化した後です。要領は空き枠先着予約と一緒です。
コツやポイントをまとめておきます。
公式では、入場後の1回目・2回目以降ともに「10分経過後から可能」となっていますが、10分経たなくても当日登録ができるようになる場合が結構あります(逆に10分以上かかる場合もあります)。
予約したパビリオンでQRコードを読み取ってもらった後の入場待ち列で次の当日登録が可能になる場合も多いです。2回目以降の予約は、当日登録の予約を消化してからになります。例えば、朝のうちに夜の予約をすると、昼間の予約は何もできなくなるのに注意してください。
ガンダムなど、予約枠を段階的に開放するパビリオンがあります。詳細は次の項目をご覧ください。
1人の場合は、パビリオンの時間帯選択画面で再読み込みし続けて空きが出るのを待ち続けると、いつか予約が取れるかもしれません。一点張りは何も生まないリスクもありますが、運が良ければ有効な方法となります。
当日登録端末が、「当日登録センター」(P32)に16台、その他6か所にも設置されています。結構使いやすいです。スマホがなくてもQRコードさえあれば使えます。
なお、当日登録端末を使用した予約の仕様については、現時点では言及を避けておきます。(気になる人は別途調べてみてください)
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/reservation/
当日予約枠の順次開放
一部のパビリオンでは、当日登録の予約枠が順次開放されています。
これにより、開放時刻の争奪戦に勝利することができれば、複数人でも人気パビリオンに入場できるチャンスがあります。
当初はガンダムのみでしたが、5月に少し増えています。
5/30時点で、当日予約枠の順次開放を公表しているパビリオンは以下の通りです。
実施状況は今後変更される可能性があることに留意してください。
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダム)【開放時刻はパビリオン前掲示】
シグネチャーパビリオン「null2」【12時、14時、17時】(参考リンク)
日本館【9時、11時30分、13時30分】(参考リンク)
関西パビリオン【9時、11時30分、13時30分、15時30分、17時30分】(参考リンク)
開放時刻は多少前後する可能性があり、同じ開放時刻でも、全枠が一気に開放されずに段階的に開放されるケースもあります。適宜再読み込みしてみてください(ちなみに、どうやら所定の時刻に手動で開放しているようです。参考リンク)。
また、上記以外にも、当日予約枠を順次開放しているパビリオンがないとは限りません(詳細は各自調べてみてください)。
なお、GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダム)については、開放時間はパビリオン前に掲示されていますので、来場時にそちらを必ずご確認ください。
ガンダムの予約開放時間は最近は概ね固定される傾向にありますが(どんな感じかは検索してみてください)、7月20日のパビリオンデーは当日予約のみの受付で開放時刻も異なる(参考リンク)など、日によって違う可能性もありますので、ご注意ください。
ガンダムについては、事前予約で取れなくても、当日予約に賭けるのも結構アリだと思います。
予約時間の考え方
ここでは「12:00-12:30」といった、予約に表示される時間を「予約時間」と呼称します。この予約時間には、以下のようなパターンがあると感じています。
予約時間=受付時間であり、同じ予約時間の人をひとまとめに案内する場合
例えば「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の「13:00-13:12」の予約は、この時間が受付時間となり、同じ予約時間の人はパビリオン内でまとめて案内される。
予約時間=パビリオン体験時間で、集合時刻は開始時刻よりも前である場合
例えば「NTT Pavilion※予約時間の15分前集合」の「13:00-13:25」の予約は、12:45集合、13:00-13:25に体験となるので、13:00に到着しても間に合わない。同じ予約時間の人はパビリオン内でまとめて案内される。
予約時間内に訪問すれば、次の入場回に優先案内される場合
なお、予約前後の「申込不可時間」の算出方法は、あまりよくわかっていません。
「先着」「自由入場」とは何か?
有志による非公式マップ(リンクは5/1現在)が話題になっていますが、このマップや先述の「今週の万博」(リンク)にも「先着順」「自由入場」という表現があります。これが「予約なしで入場可」を指すものですが、公式には以下の定義になっています。
先着順…予約不要で、予定の入場者数に空きがあり、パビリオン・施設の前に並んだ順に入場を可能とするパビリオン・施設を示しています。
自由入場…予約不要で、自由に入退場が可能なパビリオン・施設を示しています。(※ただし、混雑状況により入場制限が行われる場合があります。)※先着順及び自由入場の区分は、パビリオン・施設からの連絡に基づいて記載しています。
もう少し詳しく見てみると、「先着順」「自由入場」には以下のようなパターンがあるように思えます。(名づけは便宜的なものであり、公式のものではありません)
自由入場型(混雑時は入場制限):基本的にはすぐに入館できるが、混雑時は入館を制限する。入館者をカウントして制限する場合と、入口付近が混雑してきたら制限する場合がある。
ツアー定員制:入館から退館まで、アテンダントのツアーのもとで同一のグループで行動する。予想以上に観覧時間がかかるかも。
例:インドネシア、ペルー、TECH WORLDガイダンス定員制:最初にガイダンス映像を一定の人数で見て、それ以降は自由に観覧する。
例:イタリア・バチカン、日本館、クウェート(最後にも映像演出あり)、タイ、トルクメニスタン完全入替制:パビリオン内の観覧や演出が全て終了するまで、次の案内を行わない。待ち人数の割に入場までにかなり時間がかかる。
例:ルーマニア、ウズベキスタン一部エリア開放型:全展示の観覧は予約制だが、一部のエリアを解放している。雰囲気は味わえる。
例:いのちの遊び場 クラゲ館(中島)、いのちめぐる冒険(河森)、Dialogue Theater(河瀬)、大阪ヘルスケアパビリオンミュージアムショップのみ開放:最後のミュージアムショップやレストランを開放解放している。
当日整理券配布:先着順で整理券を配布する。
例:アイルランド(一部の体験)
キャンセル待ち整理券(シグネチャーパビリオン)
シグネチャーパビリオンのうち、「いのちの未来」(石黒)と「いのち動的平衡館」(福岡)では、専用サイトからキャンセル待ち整理券を取得できます。
専用サイトはパビリオン前に掲示されるQRコードからアクセスしてください。位置情報が確認されますので、会場外では取得できません。なお、枚数制限に達すると配布終了となります。
呼び出し後は30分以内に行く必要があります。また、パビリオンに到着した後も、キャンセル待ち専用の待ち列に並ぶ場合があります。
スタンプラリー
万博会場では、ほぼ全てのパビリオンを対象としたスタンプラリーが開催されています。
https://www.expo2025.or.jp/stamprally/
「ミャクーン!」を使用したデジタルスタンプラリーに加えて、なんと紙に押すスタンプも完備されています。しかも、会場外の9府県にもスタンプポイントを設置してしまうという…スタンプは5月30日時点で会場内外の208か所に設置されています。
スタンプの設置場所は出展者によって異なり、パビリオンの外で誰でも押せるようにしているパビリオンもあれば、パビリオンの中に設置し入館者しか押せないパビリオンもあります。
リピーターには公式スタンプパスポート(1100円)もおすすめですが、そうではない方は普通のメモ帳や紙などでも十分だと思います。

スタンプの設置場所は、先ほど紹介したリンクの「スタンプ設置場所はこちら」をクリックすると見られます。
ここでは、見落としてしまいがちなスタンプポイントをいくつか挙げておきます。
コネクティングゾーン:デジタルウォレットパーク、夜の地球
東ゲートゾーン:e Mover 東ゲート北停留所
西ゲートゾーン:テーマウィークスタジオ
フューチャーライフゾーン:万博サウナ『太陽のつぼみ』
カーボンリサイクルファクトリー(計3か所)
サテライト会場:9府県
なお、本物のパスポートに記念スタンプを押印する方を何度かお見掛けしました(記念チケットに影響された?)が、期限切れならまだしも、有効中のパスポートに記念スタンプを押印することは絶対にやめてください、ということを念のため申し添えておきます。
旅券は出入国審査において必要な、氏名・国籍等を証明する国際身分証明書であると同時に、諸外国の官憲に対し「日本国民であるパスポートの所持人を通路支障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう」要請する公文書でもあります。
(1)記念スタンプの押下等による欠損・汚損防止
旅券のページの一部に出入国スタンプや査証(ビザ)以外のもの(観光地の訪問記念スタンプ、メモ書き、小売店のポイントシール等)があるために、出入国を拒否される事例があります。
また、旅券のページの一部破れ・欠落、旅券名義人の顔写真の汚損等によっても出入国を拒否される例があります。
旅券を損傷することのないよう十分注意してください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=149148
各パビリオンに対するコメント
私としては、どのパビリオンをおもしろいと感じるかは、好み次第だと思っています。
そのため、特定のパビリオンをおすすめすることはあまりしませんが、行ってみて感じたことなどを書いておきたいと思います。
日本館
5月19日現在、9:30~10:30と19:00~の時間帯は、予約なしでも並べば入館できます。
ただし、定員になり次第終了のほか、混雑時は入場制限も起こりうるため、ご注意ください。
https://2025-japan-pavilion.go.jp/ticket/
(「事前予約が不要なプログラム」を参照)
イタリアパビリオン
イタリアパビリオン(リンク)のアプリから独自予約システムを利用できます。
パビリオン入場の予約は既に満枠ですが、イタリアパビリオン主催のイベントの予約もこのアプリから可能ですので、必要に応じてお使いください。
(予約システムの安全性などはご自身の判断でお願いします)
https://www.italyexpo2025osaka.it/ja/itariaguan
大阪ヘルスケアパビリオン(リボーン体験ルート)
大阪ヘルスケアパビリオンのリボーン体験ルートでは、事前登録が必要です。
公式サイト(リンク)の案内に沿って、アプリまたは登録Webサイトから事前登録を行ってください。
https://2025osaka-pavilion.jp/guide/official-app/
なお、先着順で腸内細菌抗体検査も受けられますが、来場予定日の5週間前までの申込が必要です。
体験登録をしなくても、リボーン体験ルート自体は体験できますが、「ダミーデータで体験をしていただくことになり、ご自身の健康データは測定できないなど、体験が制限されます」としています(よくあるご質問)。
「リボーン体験ルート」の所要時間は、公式では60分となっていますが、これは途中のブースのうち2個ずつ選んだ場合の想定時間です。じっくり楽しむなら、1時間30分~2時間は見ておいたほうが良いと思います。
7月1日より、「リボーン体験(ミライのじぶん なし)」の予約枠の提供が開始されました。
「カラダ測定ポッド」や「ミライのじぶん(アバター)」を使用した体験は利用できませんが、企業等が出展するブースの大半を利用できます。
通期パスなどで何度も来れるかたは、ぜひ通常のリボーン体験を味わってみてほしいですが、数回しか来れない方などは、当日登録の開放時刻を確認のうえ、「リボーン体験(ミライのじぶん なし)」もぜひ狙ってみてください。
詳細は下記リンクをご覧ください。
https://2025osaka-pavilion.jp/news/20250630-2/
ちなみに、激レア体験として「らせん柱(メンテナンス用階段)昇降体験」が行われる場合があります。実施日・時間は不定のようですが、もし運良く遭遇してみたら、ぜひ体験してみてください。
私はたまたま遭遇して体験できました。建物には府内産の木材を使用し、内装の一部に広島の折り鶴が使われているなどのこだわりも伺えて良かったです。
ASEAN(国際機関館)
国際機関館にあるASEANブース(リンク)では、ASEANトレイルチャレンジに参加するためのパスポートを配布しています(配布休止している場合もあり)。パビリオン横断型のスタンプラリーながら告知がほとんどないイベントであり、私もたまたま国際機関館に訪問した際にいただけました。
ASEAN加盟10か国のうち、出展している9か国のスタンプを集める企画ですので、ぜひ参加してみてください。
トレイルチャレンジ専用のスタンプが用意されているので、お間違えのないように。係員に言わないと出てこない場合も割とあります。下の画像はカンボジア館のものですが、右2つは公式スタンプ、左2つはASEANトレイルチャレンジ専用のスタンプです。
null2(落合陽一館)
null2(正しい表記はnullの二乗で、呼称は「ヌルヌル」)は、落合陽一氏プロデュースのシグネチャーパビリオン(テーマ館)です。
https://expo2025.digitalnatureandarts.or.jp/
そのnull2には「ダイアログ(対話)モード」と「インスタレーションモード」の2種類の体験があります。
ダイアログモードは30分程度(フルで楽しむなら1時間以上)、インスタレーションモードは10分程度の体験です。
インスタレーションモードはダイアログモードの短縮版ではなく、あくまでもダイアログモードとは異なる体験であり、予約枠も別に設定されています。
このうち「ダイアログモード」では、事前にアプリ登録などを行うことで演出に参加でき、より楽しむことができます。ぜひアプリ「Mirrored Body」をダウンロードして、設定を行ってください(3Dスキャンもぜひ!)。
少しでも行く可能性がある方は、事前予約の有無にかかわらず、下記の設定を来場前に済ませておくのを強くおすすめしておきます(待ち列に並んでからでは間に合いません)。なお、インスタレーションモードの場合は関係ありません。
アプリ「Mirrored Body」
デジタルアバターを作成できるアプリです。名前やプロフィール、顔写真、声の登録を完了しておいてください!
ダイアログモードの入場後、係員が提示するQRコードを読み込むことで、演出に参加できます。
詳細はリンク先をご確認ください。
https://sp-2025.com/mirrored-body
アプリ「Scaniverse」
Niantic社が提供する3Dスキャンのアプリです。Scaniverseで撮影し、Mirrored Bodyに取り込むことで3DMBを作成できます。
https://scaniverse.com/撮影前に上記で紹介したリンクの「3DMB作成の方法がわかりません。」をご覧になってください。
会場にはセルフ式3Dスキャン装置(iPhone限定)がありますが、強風の場合、ボランティアがいない場合などで利用できない時間帯も結構あります。
自宅でも3Dスキャンが可能ですし、Androidでも撮影できる場合がありますので、可能な方はぜひやってみてください。
4月時点では体験前に案内メールが届くので、事前予約した人は大丈夫ですが、特に当日に予約が取れた人は設定が最後まで完了しないリスクがあります(私がそうでした。でも少しだけでも演出に関与できる配慮あり)。
なお、メールには「床が鏡面になっているため、ズボンでのご来場をおすすめします」ともあります(黒布の貸出はあるようです)。
null2は、予約方法をアップデートし続けている印象ですので、落合氏のXもご覧になりつつ当日登録なども狙って訪問してみてください(当日予約についてはこれより前の項目にも記しています)。
ORA外食パビリオン「宴」
大阪外食産業協会(ORA)のパビリオンで、1階はフードコート、2階は展示・体験スペースになっています。
1階のフードコートは、一部の店舗が定期的に入れ替わるのが特徴的です。2階も、期間限定で、さまざまなイベントが実施されています。
ここでは、2階イベントブースで開催中・開催予定のイベントをご紹介します。
杵屋うどん打ち教室【5月13日~8月12日】
5月13日~8月12日の3か月間は、グルメ杵屋(きねや)が「杵屋うどん打ち教室」を実施します。
参加には予約が必要ですが、予約は独自システムで受け付けています。
下記のリンクから予約サイトに遷移してください。
https://www.gourmet-kineya-hd.co.jp/udon-workshop/
予約サイトには「子供から大人の方、老若男女問わず外国人の皆さまも」とあるので、年齢制限はないようです。
Web上でのキャンセルはできないようなので、確実に行く日で予約するようにしてください。また、うどんの試食はありますが、「お作りいただいたうどんはご試食できません」とのことなので、その点ご注意を。
ミライのおいしい、発明中!(不二製油)【8月13日~17日・8月25日~9月12日】
8月13日~17日・8月25日~9月12日は、不二製油が出展します。
詳細は、下記の特設サイトが更新されるのをお待ちください。
https://www.fujioil-expo2025.jp/
ケンコーマヨネーズ【8月18日~24日】
8月18日~24日は、ケンコーマヨネーズが出展します。
サラダ料理教室の予約受付は既に終了し、キャンセル分が順次開放されます。
https://www.kenkomayo.co.jp/expo2025/
オオサカ Kizuなイチバ〜復興産地を知って、食べて、応援しよう〜
2階「ミートアップ」では、災害で大きな被害を受けた「東北・能登・北海道胆振東部・熊本」の生鮮品・加工品の魅力を発信するイベントが開催されています。
イベントの詳細は下記サイトをご覧ください。
https://kizu-ichiba.com/expo/kizunaichiba/
わ美【茶会は毎月1回】
パビリオン内には「わ美」という名称のシアタールーム(茶室)があります。
「わ美」はワンカルビなどを展開する株式会社1&Dの運営です。
毎日映像が放映されていますので、ぜひご覧になってください。
開始時刻は不定であり、映像が終了次第、次のお客さんを案内して開始しているようです。
また、「わ美」では茶会が計5回開催されます。
かなりのレア体験で難易度は高いですが、ぜひ行ってみてください。
※以下の内容は6月15日実施のものであり、変更になっている場合があります。EXPO2025 Visitorsを必ずご確認ください。
【実施日程】
5月6日、6月15日、7月20日、8月17日、9月14日【実施時間】
※上記日程共通で、各45分間
10時~、11時~、13時~、14時~、15時~、16時~、17時~予約時間を過ぎると入場不可(10分前~5分前には到着しておくこと)
1回の定員は6名
予約受付は万博の予約システムで、3日前(空き枠先着予約)から可能
※6月15日は当日現地での先着順の受付になります
※5月実施は当日現地での先着順の受付でした
フューチャーライフヴィレッジ
西ゲートからさらに奥の方に「フューチャーライフヴィレッジ」があります。
(フューチャーライフヴィレッジについては、通期パス保有者向けの欄でも書きます)
ここも地味に面白いところで、JAXAのブースのほか、A4では株式会社アモーチェが隕石を展示しています。一部の隕石は触ったり叩いたりもできますので、ぜひ遊びに行ってみてください(スタッフの方の話では、株式会社アモーチェの出展は7月末までの予定のようです)。
※テレビで取り上げられたこともあり、現在は待ち列もできるほどの人気になったようです。
カーボンリサイクルファクトリー
「グリーン万博」の一環で、カーボンリサイクル技術を広く公開する施設「カーボンリサイクルファクトリー」が会場南東部の管理エリアに設置されています。
「大気や排気ガスからCO2を回収し、メタネーション技術により会場内の給湯設備や厨房で燃料として利用する」技術などが導入されています(参考リンクのp.3)。
カーボンリサイクルファクトリーは完全予約制です。立入禁止エリアにあるため、専用バスで訪問するツアー形式です。また、「化けるLABO」と「未来の森」は隣接していますが予約した施設にしか立ち入れないので、両方見学したい場合はそれぞれ予約してください。
私としては、入場のしやすさという意味では最難関パビリオンだと考えています。
各施設の予約について、以下にまとめてみます。
※日数は私が数えただけなので、間違えているかもしれません。
大阪ガス「化けるLABO」
実施日:計57日×5回予定
(下記リンクの<一般見学(予約制)カレンダー>を参照)定員:11名
予約:万博のチケット予約システム(2か月前抽選・7日前抽選など)
RITE「未来の森」
実施日:毎日6回(毎週木曜・7/11除く)
定員:20名
予約:独自予約システム(全枠満席、キャンセル分は順次反映)
エア・ウォーター「地球の恵みステーション」
実施日:5/9以降の毎週金曜×1回、7/11は6回実施(計27回)
定員:13名
予約:受付終了済
どのパビリオンも予約の難易度はかなり高いです。「化けるLABO」は当選さえすれば入場できますが、枠はかなり限られています。「未来の森」はキャンセル分を拾う必要があります。
特にエア・ウォーターの「地球の恵みステーション」は、ツアーの追加がない限りは訪問することができません(単純計算で、見学できるのは約350名という激レアパビリオンですね…)。
救済措置として、7月9日~12日の4日間に「出張!地球の恵みステーション」が開催されることになりました。予約なしで参加できます。
実は「地球の恵みステーション」にも公式スタンプも設置されているのですが、これも「出張!地球の恵みステーション」で押すことができます。
詳細は下記リンクをご覧ください。
https://www.awi.co.jp/ja/news/info/info-2025060501.html
イベント
Japan Fireworks Expo(花火)
月1回程度、一般社団法人Japan Fireworks Project(JFP)によって、花火が打ち上げられます。
https://japanfireworksproject.com/
「Japan Fireworks Expo」では、日本が誇る世界最高峰の花火技術と、日本固有の文化である花火大会の魅力を世界に向けて発信します。
各地の花火大会は、それぞれの地域ならではの特色を持ち、地元の文化や伝統と深く結びついており、100年歴史を持つ花火大会も多数存在します。日本が誇る花火の芸術とその背景にある物語が、皆さまの心に深く響く特別なひとときとなることを願っております。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240909-03/(一部を抜粋)
詳細情報を以下にまとめておきます。
※以下は5月5日時点の情報です。最新の情報は下記リンクからご確認ください。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240909-03/
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/159389
開催日:4/26(土)、5/31(土)、6/28(土)、7/21(月)、7/23(水)、8/23(土)、9/27(土)、10/8(水)
※4月13日(開幕日)もフィナーレ花火を担当打ち上げ時間:5分程度【7/23(水)はスペシャル花火ショー】
開始時刻:安全上の観点から非公開
さて、開始時刻は「安全上の観点から非公開」となっていて、予告なしに開始されます。花火目当ての方は「いつの間にか終わっていた」とならないように注意してください。
一応ここにヒントになるような情報を記しておきたいと思います。
国立天文台のWebサイトでは、日の出入り時刻を確認できます。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/dni28.html主催団体のJFPは、開催日にクルーズ船を運航しており、船上から花火を楽しむことができます。クルーズ船の集合時間は公表されていますので、これより早く打ち上げられることはない…はず。
チケットの購入方法など、詳細は下記サイトをご覧ください。
https://japanfp.stores.jp/大屋根リング南側付近で行われる、水と空気のスペクタクルショー 「アオと夜の虹のパレード」の開催時間は以下の通りです(所要時間は25分程度)。ショーの開催中は花火は打ち上げられない…はず。
5月1日~ 8月31日:1回目 19:30~、2回目 20:30~
9月1日~ 10月13日:1回目 19:10~、2回目 20:30~ ※4月は9月以降と同様5月31日の花火は、水と空気のスペクタクルショー 「アオと夜の虹のパレード」の1回目終了直後から、花火の打ち上げが開始されました。打ち上げられたのは、おおよそ19時55分~20時00分の約5分間でした。場内アナウンスでの打ち上げ時刻の予告はありませんでした。

写真は私が5月31日に撮影したものです。この日は復興への想いを込めた「双葉花火」でした。本物はすごくきれいで感動します。
大屋根リングの上から見ようとする方が多かったですが、大屋根リングとともに花火を見るのも万博らしくて良いなあと思ったりです。
なお、花火開催前になると大屋根リング上はかなり混雑し、入場制限がかかります。大屋根リングに登って見たい方は、(打ち上げ時間はわかりませんが)早めに行くことをおすすめします。
各種施設
グルメガイドブック
会場内の飲食店の情報を集めた「グルメガイドブック」が無料で公開されています。
博覧会協会作成でクオリティは高く、一通り網羅できており、グルメを楽しみたい方は必見のガイドブックです。
下記ページからぜひご覧ください。
https://www.expo2025.or.jp/officialblog/blog-20250614-02/
コンビニ
会場内にはコンビニが4か所あります。
各国のご飯に興味がないのなら、コンビニで買って食べるのも1つの選択肢だと思います。価格は通常のコンビニ店舗と一緒ですし(相対的には安い)、ベンチやテーブルもかなりあります(雨なら最悪ですが…)。
なお、会場内は食品の持ち込みは自由です(参考リンク)ので、弁当を持って行くのも、もちろんアリです(大阪市の注意喚起も参照ください)。
ローソン 大阪・関西万博店【東ゲートマーケットプレイス[1]】
セブンイレブン ウォータープラザ店【ウォータープラザマーケットプレイス西[43]】
セブンイレブン 西ゲート店【西ゲートマーケットプレイス[53]】
ファミリーマート 大阪・関西万博店【ウォータープラザマーケットプレイス東[62]】
セブンイレブン
セブンイレブンは西ゲート店とウォータープラザ店の2店舗あります。
かなり気合いをいれているようで、おにぎりや弁当は万博限定デザインのパッケージ、だんごやパンなどのフードも充実しているほか、セブンカフェはコーヒーに加えて紅茶も用意されています。
https://www.sej.co.jp/company/news_release/news/2025/202504021300/
なお、セブンイレブンアプリのクーポンは使えませんが、アプリの会員コードは読み取ってもらえます。セブンマイルも貯まりますし、利用履歴も記録されます。
セブンマニアの方は、ぜひ履歴を記録しに来てみてください。
また、万博会場内のセブンイレブンも、三井住友カードのタッチ決済7%還元の対象となります。

通期パス保有者向け
これより下に書くのは、通期パス保有者(リピーター)向けの情報です。
1~2回だけ行く方にも役立つことがあるかもしれませんが、あくまでもリピーター向けの情報です。
「顔認証」は不正防止目的
通期パス・夏パスを利用する場合は、顔認証情報の登録が必須です。
とはいえ、入場時はQRコードの提示も必須です。
マイチケットのページに「会場入場の際は、顔認証レーンがスムーズです」という(誤解を生む)説明があるので、顔パスで通れるのか?と思っちゃいますが、そうではありません。
そもそも、通期パス・夏パスの顔認証は、なりすましによる不正使用を防止するための措置です。QRコードをかざすと、QRコードの情報とカメラの撮影画像がサーバーに送信されてチケットの有効性を確認するものです(参考リンク)。
「いや、顔認証なんかされたことないけど?」と感じる方もいらっしゃるでしょうが、それは気づかぬうちに顔認証がされているだけです。
実は私は顔認証で一度引っかかったことがあり、それで顔認証がされていることを実感しました(カメラと距離があったのが原因であり、カメラに近づいてやり直すと成功しました)。
ちなみに、時事通信によると、開幕時点で「入場ゲート全69台のうち、51台が顔認証に対応」とのことなので、「顔認証レーン」というのはおそらくこの51台を指していると思われます。ただ、開幕後に顔認証装置を増設している可能性もあるので、今どうなっているかはよくわかりません。少なくとも「通期パス専用レーン」という性質のものではありません。
通常の不正防止対策では制限時間付きのQRコードをスマホに表示させるタイプが多いですが、顔認証の採用によって、QRコード自体は印刷して持参することができます。
QRコードの提示を求める点も、他の入場者とオペレーションを揃えて認識精度を高めるという意味で理解はできます(参考リンクでも、顔認証のみでも技術的には可能だが精度が異なるとしています)。
ミャクミャク リワードプログラム
リピーターの方は「ミャクミャク リワードプログラム」もぜひ使ってみてください。
万博に関する何らかのアクションを行うと、経験値(exp)が付与され、一定の経験値を獲得するとランクアップします。そして、ランクごとの特典を得たり、抽選券を使ってパビリオン特別入場などに応募できたりします。
リワードプログラムの概要は、以下のリンク先もご覧ください。
https://info.expo2025-wallet.com/expohandbook
※パビリオン来場記念品は「LEGEND」の特典と記載されていますが、SILVER以上でもらえます。(パナソニック・TECH WORLDともに配布終了しました。)
ランクごとの主な特典は以下の通りです。(下記のほかにもランクがあります)
SILVER(1万exp)以上
【先着】パビリオン来場記念品、【抽選】プロデューサー記念品、【抽選】イベント優先席(アオと夜の虹のパレード)PLATINUM(15万exp)以上
【抽選】パビリオン特別入場、【抽選】プロデューサーガイド、【現地】プリクラ利用LEGEND(65万exp)
【現地】ラウンジ、【現地】ミート・ザ・ミャクミャク
※【現地】はデジタルウォレットパークでの利用を指す。
プリントシール機:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250418-03/
また、必ず確認しておきたい情報として、経験値の獲得方法と抽選応募の日程を載せておきます。
詳細はリンク先の情報を確認しつつ、いろいろと検索してみてください。
https://www.expo2025.or.jp/digitalwallet/#reward_sec
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250304-01/
私からもいくつか書いておきます。
PLATINUM(15万exp)は頑張れば十分にたどり着くレベルです。万博IDやチケット連携によるexpをゲットしたうえで、デジタルウォレットアプリのトップ画面の「つながる」を選択して、キャンペーンもチェックしてみてください。
リワードプログラムの応募抽選券はランクアップした時にしか増えません。現行のシステムでは、最上位ランクのLEGENDまで上がってしまうとそれ以降は増えません。
プレミアム体験(パビリオン特別入場など)は、事前に実施日の来場日時予約を行っていないと応募できません。また、応募期間も1か月単位で決まっているので、十分に気をつけてください。なお、第1~3回については、抽選結果の発表とパビリオン特別入場の先着受付は、結果発表日の朝9時00分からでした(ただし、第3回は9時以降つながりにくい状況が続きました)。
ややこしいですが、ミャクポは「ミャクミャク リワードプログラム」とは異なるサービスです。ミャクポは基本的にPontaポイントやWESTERポイント等からの交換でしか貯められません。ミャクポ800ptでミャクポテラスを使えたり、限定グッズに交換できたりします。なお、リワードプログラムの「ミャクポのアプリ連携(サービス毎)」とは、Ponta→ミャクポなどのポイント交換を指します。
なお、5月上旬時点で「設計者とまわる日本館建築ツアー」は全日程(8日×3回)が完売となっています。
https://www.expo2025-myaku-po.jp/ミャクペ!にチャージすると1円ごとにexpが加算されます。ただし、残高の有効期限は2026年1月13日(火)となっており、「有効期限到来後は、ミャクぺ!残高が残っていてもご利用、払い戻しともにいただけません」としています(そのため、リワードプログラム目当てのミャクペ!の利用はあまりおすすめできません)。
https://introduction.expo2025-myaku-pe.com/settlement
ナショナルデー・スペシャルデー
ナショナルデーは、国・地域(公式参加者)の参加を称える日であり、1日あたり1つの国・地域が指定されています。また、国際機関が主役の1日は「スペシャルデー」と呼称されています。
公式Webサイト(リンク)によると、公式参加者の文化に対する理解を深め、国際親善の増進に寄与することを目的に、国内外の賓客や一般の来場者を招いて式典と文化イベントが行われ、多様な文化や特色に触れ、楽しむことができます。
ナショナルデーの日程は「ナショナルデー・スペシャルデーカレンダー」(リンク)を参照してください。具体的なイベント内容は、先述の「イベントの探し方」の項を参考に調べてみてください。
https://www.expo2025.or.jp/events/#sec_calendar
また、万博公式ブログ(リンク)でもナショナルデー・スペシャルデーの告知がされています。
https://www.expo2025.or.jp/officialblog/category/cat03/
なお、ナショナルデーはパビリオンを閉館する場合が多いです。営業時間をこのリンクから必ず確認してください。好きな国のナショナルデーにせっかく来場しても、その国のパビリオンに訪問できない可能性があるのに注意してください。
上に記載した写真は、ブータンのナショナルデーセレモニーで撮影したものです。イベント情報では「11:00 ~ 12:00」となっていましたが、実際には公式参加者・日本政府の代表挨拶で30分間、文化プログラムで60分間かかり、終了は12:30でした。予約の時刻が迫ったとしても途中退出は可能ですので、そこは安心してください。
期間限定コンテンツ
私向けのメモですが、コンテンツが定期的に入れ替わるパビリオンの一部を記しておきます。
フューチャーライフヴィレッジ(Future Life Village)
Future Life Villageは西ゲートのさらに奥にあり、立地は結構悪めです。しかし、このFuture Life Villageが最も入れ替わりの激しいパビリオンであり、特に「Future Life Experience」の期間展示ゾーンは1週間ほどで入れ替わります。
何回でも来れる通期パス勢だからこそ、ぜひここに通ってみて、いろんな企業・人に出会ってほしいなと思います。
Future Life Villageには、Future Life ExperienceとTEAM EXPOパビリオンの2種類があります。
フューチャーライフエクスペリエンスでは、暮らしにかかわるあらゆる分野の最先端と未来の技術と思考に触れ「未来の暮らし」を体験することができます。
「TEAM EXPOパビリオン」では、参加者それぞれが思い描く、未来につながる、万博のテーマに沿った社会課題の解決や、持続可能な開発目標(SDGs)に関係する「未来への行動」を体験することができます。特にベストプラクティスでは、世界共通の重要な課題を解決する「未来への行動」が紹介されます。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/future-life/flv/(FAQより)
Future Life Experienceは企業や政府・行政の出展が多め、TEAM EXPOパビリオンはNPOなども含めた多様な主体が出展している印象です。
Future Life Experienceの出展企業・団体はFuture Life Villageのサイト(リンク)に掲載されていますので、ご確認ください。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/future-life/flv/
「Study:大阪関西国際芸術祭2025」
万博会場内にはパブリックアートが設置されています。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/art/publicart/
その中には、「Study:大阪関西国際芸術祭2025」のプログラムの1つ「EXPO PUBLIC ART」として設置されているものがあります(参考リンク)。
158の国・地域が交わる万博会場内の多様な世界への道しるべとして、また分断された叡智の再統合によって創造的対話を創出するきっかけとするために、万博会場内にパブリックアート(野外彫刻や壁画・ミューラル)を「Study : 大阪関西国際芸術祭 / EXPO PUBLIC ART」として展示します。
来場者に文化の彩りと潤いを添えると共に、「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマの万博会場の随所に世界各国の芸術作品を誘致して紹介し、芸術を通して来場者相互の対話と交流を図ることを試みます。
(「Study:大阪関西国際芸術祭2025」EXPO PUBLIC ARTより)
「Study:大阪関西国際芸術祭2025」の一環で設置している作品には、芸術祭専用のパネルが設置されています。
また、美術手帖でも紹介記事がありますので、参考にしてみてください。
万博会場での散策中に、アートも味わってみてはいかがでしょうか。
パネルのQRコードからLINEスタンプラリーに参加すると、抽選でプレゼントが当たります。詳細は、下記リンクの実行委員会のプレスリリースを参照ください。
https://osaka-kansai.art/blogs/news/info250430
他にも会期中の計14日、「石磨きワークショップ」が開催されるようです。
https://osaka-kansai.art/blogs/news/event250416
なお、「Study:大阪関西国際芸術祭」は、大阪文化館・天保山や船場エクセルビルなどでも開催されています(参考リンク)。
興味のある方は、ぜひ他の会場にも訪問してみてください(一応書いておきますが、私はこの芸術祭の関係者ではありません。ただの展覧会&アートフェアセットパス(早割)保有者です)。
予約したパビリオンの履歴
通期パスで入場した場合、入場翌日に予約可能回数が回復する代わりにパビリオン・イベントの予約履歴が確認できなくなります。
それでも履歴は残っているようで、「EXPO2025 Personal Agent」の「マイページ>予約一覧」から予約したパビリオンの履歴を確認できます。ただし、イベントは表示されません。

その他
需要が一応あるかもしれない情報を記載しています。
ICOCA決済でWESTERポイント(1店舗限定?)
西ゲートマーケットプレイスにある「万博オフィシャルストア西ゲート店(JR西日本グループ)」でICOCA決済すると、WESTERポイントが200円につき1ポイント貯まります。
他店では未検証ですが、万博内では「西ゲート店(JR西日本グループ)」限定だと予想しています(確認次第更新)。
WESTERアプリの提示によるポイント付与はありません。WESTERポイント(基本)とWESTERポイント(チャージ専用)のどちらが付与されるかは利用カードによって異なります(リンク先の「ICOCAのご利用でたまるポイントについて」を参照)。

e MoverとOsaka Point
会場内外周バス「e Mover」の乗車券は、e METROアプリからも購入できます。
e METROアプリから購入すると、購入金額の10%のOsaka Pointが付与されます。
なぜかニュースリリースにしか記載されていないので、ここで紹介しておきます。

万博限定AEON Payキャンペーン
万博会場内の店舗では、イオン系の決済手段であるWAONとAEON Payが利用できます。
このうち、AEON Payについては、抽選で2025名にWAON POINTをプレゼントするキャンペーンを実施しています(キャンペーン番号:2504-B074)。
対象店舗は「大阪・関西万博会場内」、実施期間は2025年4月13日~10月13日です。
AEON Pay利用の5000円(税込)ごとに一口となります。
上記はキャンペーン規約の一部を抜粋したものですので、参加する場合はイオンカードからの案内を必ずご覧ください。
キャンペーンの案内は、なぜかイオンカードのWebサイトには掲載されていませんので、「イオンウォレット」アプリで確認してください。
「イオンウォレット」アプリのトップ画面で右にスワイプすると左側から「お知らせ」画面が出てきます。その中に「大阪・関西万博会場でAEON Payを使おう!」がありますので、そこからキャンペーン詳細をご確認ください。
8年ぶりの「食博覧会・大阪」
ORA外食パビリオン「宴」は「食博覧会・大阪」として開設されているものです。
4年ごとにインテックス大阪等で開催されてきましたが、2021年は中止となっていました。
パビリオン内には、そのことを説明するパネルが設置されています。
更新履歴
※修正の全てが記載されるとは限りません。特に、軽微な修正は随時行っています。
5月24日:当日予約枠の開放を追加。null2、FLV(アモーチェ)、リワードプログラムのパビリオン記念品、千房のお好み焼体験について追記。
5月25日:桜島駅シャトルバス、null2について加筆修正。
5月31日:Osaka MetroのVISAキャッシュバックキャンペーン(5月30日で終了)の記述を削除。
6月2日:Japan Fireworks Expo(花火)を追加。当日予約枠の順次開放について、日本館と関西パビリオンを追記。ORA外食パビリオン「宴」のイベントについて追記・整理。
6月7日:カーボンリサイクルファクトリーを追加。スタンプラリーについて加筆修正。
6月14日:ORA外食パビリオン「宴」のケンコーマヨネーズとオオサカ Kizuなイチバを追加、千房のお好み焼体験(6月12日終了)を削除、「わ美」について加筆修正。手荷物検査のパソコン・タブレット端末の扱い変更について追記。地下鉄中央線のダイヤ・子ども優先列車と西ゲートへの徒歩ルートについて追記。ATC発着シャトルバス、JTB「優先入場カード」販売について追加。
6月21日:JTB「優先入場カード」の完売について追記。イタリアパビリオンのイベント予約について追記。グルメガイドブックを追加。入場までの流れを追加。セブンチケットでの夜間券販売について追記。
7月3日:コスモスクエア駅シャトルバスを追加。桜島駅シャトルバスの始発時刻変更、大阪ヘルスケアパビリオンの「リボーン体験(ミライのじぶん なし)」、ケンコーマヨネーズのサラダ料理教室の予約受付開始(既に満枠)について追記。
期間終了等で削除した情報は、下記のページをご参照ください。