大阪・関西万博が、2025年4月13日~10月13日の会期で、大阪市・夢洲(ゆめしま)で開催されています。
私としてはものすごく楽しいイベントですし、素晴らしい場を作り上げていただいている関係者と公式参加者の皆様には感謝でいっぱいです。
とはいえ、広報面はあまり良くないというか、パビリオン・プロジェクト単位でWebサイトが乱立しており、情報が分散しているため、かなり調べこまないと全体像も理解できない、という状況でもあります。
この記事では、私が大阪・関西万博を訪問する中で調べたこと、感じたことなどの一部を紹介できればと思っています。
おことわり
本記事は博覧会協会や公式参加者等の公式情報ではありません。(本サイト全体に言えることですが)この記事を参考にした場合でも、私は一切の責任を負いませんので、閲覧している皆さんの責任でご利用ください。特に、執筆時点から状況が変わっていることも大いにありえますので、ご注意ください。
本記事は全ての情報を網羅していませんし、網羅を目指してもいません。もちろん、他のサイトさんやSNSの投稿などもぜひ参考にしてください。
本記事は随時更新します。
私は大阪・関西万博のスタッフ・関係者ではありません(ただの通期パス保有者です)。予約システムなど、いろいろとどうかと思う部分もありますが、そこは問題提起している方も多数いらっしゃいますのでほとんど記載していません。
はじめに
最初に会場内アナウンスから抜粋した文章を記しておきます。この文章が万博の趣旨を端的に表しているように思います。
本日は、EXPO2025にご来場いただきありがとうございます。
EXPO2025は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催しており、持続可能な社会の実現や、テクノロジーの進化を通じて人々の生活を豊かにすることを目指しております。
さまざまな国や地域、国際機関、企業グループ、団体などが参加し、未来の社会に向けたアイデアや技術を示し、交流を深める場であり、テーマに基づいたパビリオンやイベントがございます。
ぜひ未来を体験し、多様性や持続可能性について考える、心躍る出会いと発見の場としてお楽しみください。
(開場前アナウンスと定時アナウンスを組み合わせて作成)
万博はかなりのボリュームがありますので、1日や2日で万博を味わい尽くすのはほぼ不可能です。特に関西にお住いの方で、一度行ってみて良いと感じたなら、通期パスを購入することも積極的に検討してみてください。
来場後には来場者アンケートに回答できます(翌日以降にメールが届きます)。このアンケートから「良かった点」と「改善してほしい点」をぜひ記入してみてください。
来場前
チケット購入や予約の方法
チケット購入方法や予約方法については、本記事ではあまり触れませんので、「チケットインフォメーション」をご覧になってください(リンク)。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/
万博来場サポートデスク
大阪近辺にお住まいの方でサポートが必要な方は、大阪市・大阪府が設置している「万博来場サポートデスク(リンク)」を利用してみてください(私は使ったことがありませんので、情報提供のみしておきます)。
https://www.city.osaka.lg.jp/banpakusuishin/page/0000633665.html
なお、万博IDの登録時には、よくあるご質問(リンク)にもあるように、氏名・メールアドレス・電話番号・生年月日が必要ですが、それ以外の個人情報(住所など)は不要です。
https://faq.expo2025.or.jp/hc/ja/articles/4660209320606
コンビニでの購入
万博チケットは大手コンビニでも購入できます。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/voucher/
本サイトではセブンイレブンを利用した購入について触れておきます(購入経験があるのでセブンを選んでいるだけで、もちろんローソン・ファミリーマート・ミニストップでも大丈夫です)。
おすすめは、マルチコピー機で直接購入する方法です。
セブンチケットのWebサイトから事前登録するのは手数料がかかる可能性があり、入力する情報も多いので推奨しません。
方法はセブンチケットWebサイト(リンク)に記載のStep①~⑤の通りですので、リンク先をご確認ください。
https://7ticket.jp/sp/expo2025
以下は、セブンイレブンのマルチコピー機で直接購入する場合についての記載です。
セブンイレブンのマルチコピー機で直接購入する場合、手数料は0円です(参考リンク)。
購入時に購入者の氏名(カタカナ)と電話番号を入力する必要があります。また、チケットには入力した氏名が記載されます。
セブンチケットの各種規約に同意のうえで利用してください。
https://7ticket.jp/terms支払いには現金・電子マネーnanaco・クレジットカードが使えます。nanacoのポイントは付与されません。
三井住友カード(NL)などの7%還元は対象となる可能性が高いです(参考リンク)(確認が取れ次第更新)。ただし、セブンイレブンではカードでもモバイル端末でもタッチ決済が使えるのは1万円までです(参考リンク)。1万円を超過する場合は別々に購入してください。「日時指定引換券」の場合、平日は6000円、土日祝は7500円となります。ただし、平日の日時指定引換券を購入した場合、後述の方法を使っても土日祝には変更できません。
引換券の譲渡等については「2025年日本国際博覧会入場チケット引換券購入・使用規約」第4条に記載の通りです(例えば、家族が引換券を代わりに購入するのは問題ありません)。
https://ticket.expo2025.or.jp/basic/?id=144
コンビニで購入した場合、レジでもらえるのは「引換券」であり、チケットそのものではありません。入場前に「ゲート前チケット引換所」でチケットに引き換えてください。また、引換券のまま当日を迎える場合、7日前抽選や空き枠先着予約などの事前予約はできません(当日登録は会場内の専用端末で可能です)。
引換券にはシリアルコードが記載されており、引換サイト(リンク)からチケットIDを入手することも可能です。チケットIDを入手した時点で引換券は無効(チケットIDは何度でも閲覧可)になり、入場には原則として万博IDの作成とチケットIDの登録が必要となります。その代わりに、抽選・先着予約への参加や日時変更などが可能となります。
また、「日時指定引換券」の場合、引換サイトで入手できるチケットIDは、コンビニでの購入時に指定した日時で来場日時予約が済んでいるものです。公式デジタルチケットでは9:00や10:00入場枠が満員の場合でも、コンビニ販売でその枠のチケットが購入できる場合があります。
※ミャクミャク リワードプログラムの経験値も、一日券・平日券扱いで受け取れます。
なお、上記の記述はセブンイレブンのマルチコピー機で直接購入する場合のものであり、公式デジタルチケットサイト(リンク)で購入手続きを進めて支払のみをセブンイレブンで行う場合は支払い時の条件が異なります(クレジットカード不可など)ので、ご注意ください。
入場ゲートのライブ映像
万博会場の計6か所の様子は、博覧会協会によってYouTubeでライブ配信されています(チャンネルのリンク)。
https://www.youtube.com/@Expo2025-Live-Camera
このうち、ゲート前の映像を使って時間帯ごとの混雑度合いを予習しておくことを強くおすすめします。
ぜひライブカメラを実際にご覧になって、入場者の流れを確認してみてください。
パビリオン予約枠の考え方
パビリオン・イベントの予約枠の考え方やコツについて簡単に触れておきます。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/information/#sec4
(「STEP4を詳しく見る」をタップ!)
万博の予約システムから事前に取れる枠は、原則最大3枠です。
※超早割特別抽選や万博予約システム外の予約(ミャクミャク リワードプログラムや独自予約システムなど)は、この項目では無視することとします。
具体的には、2か月前抽選で1枠、7日前抽選で1枠、空き枠先着予約で1枠の計3枠で最大です。
2か月前抽選(締切:2か月前の前日)
7日前抽選(締切:8日前)
空き枠先着予約(3日前の午前0時~前日の午前9時)
以下、私なりのコツや注意点を書いておきます。
2か月前抽選・7日前抽選
締切は2か月前の前日と8日前
(名称がややこしいですが、2か月前と7日前ではありません)各抽選で当選するのは1枠だけ
(もし第1希望で当選したら、それで抽選は終了です)同じパビリオンを複数希望するのもアリ
(時間帯によって希望者数は変動するので、ぜひ時間帯を変えて選択してみてください。落選でも後ろ1時間以内に空きがあれば滑り込み当選する可能性があります。なお、人気パビリオンを選びすぎると容赦なく全落ちになるので、バランスよく選んでください)希望の選択後、最後に「この内容で抽選を申し込む」を必ず押す!
(第5希望まで選ぶだけで満足してしまうと抽選に参加すらできません)
空き枠先着予約
開始(深夜0時0分)よりも早めにアクセスする
(特に23時台は順番待ちとなり、すぐにアクセスできません。また、一定時間操作がなかった場合、再ログインや再度の順番待ちとなる場合があります。)空き枠先着予約で予約できるのは1枠のみ
(変更は空き枠先着予約での予約を取り消してからになります)△でも予約失敗になる場合あり
(枠が埋まってから×になるまでにタイムラグがあります。その場合はすぐに他のものにアタックしてください)
その他
来場日は変更せずに入場時間や入場ゲートを変更する場合は、パビリオン・イベントの予約や抽選はそのまま残ります。来場日を変更すると予約・抽選は全て取り消され、変更回数が1回カウントされます(日時変更は3回まで)。変更時は表示される注意書きを必ず確認してください。
(もし希望のゲート・時間で予約が取れなくても、直前になれば変更できることもありますし、それに対するペナルティもありません)抽選の当選枠の目安は、4月3日発表のプレスリリースで公表されていますので、参考にしてみてください。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250403-04/
(シグネチャーパビリオンのキャパシティが案外小さく、割と狭き門なのがわかるかと思います)
毎日更新の「今週の万博」【必ず確認!】
来場前に必ず見ておきたい超重要ページが「今週の万博」です。
https://www.expo2025.or.jp/news/daily/
タイトルがややこしいですが、「今週の万博」というより「今日の万博」ですね。
ここにPDFファイルで掲載されている「本日の営業情報および入場方法」は来場当日または前日夜に必ず確認するようにしてください。臨時の営業時間の変更なども記載されています。

また、同じページのイベントカレンダーも見ておきたいところです。イベント内容の詳細は「EXPO2025 Visitors」で確認してみてください。

イベント情報の探し方
イベント情報は、以下のページで探してみてください。
EXPO2025 Visitors「イベントカレンダー」(リンク)
イベントの最新情報はここからでしか確認できません。来場日が決まっている場合はここから詳細を確認してください。
特に海外主催のイベントは、前日など直前に時間・場所等が変更になる場合もあるので注意してください(4月に経験あり)。
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/scheduleイベントカレンダー(PDFファイル版)(リンク)
イベントの探しやすさの面では、これ一択です。イベントが全て網羅されていてわかりやすいです。イベントタイトルを見て、気になったのがあれば、補足資料やEXPO2025 Visitorsなどで調べるのもアリです。
なお、「原則、会期中の更新は予定しておりません」と記載されていますが、開幕後も何度か改訂されています。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240620-13/
(ニュース>お知らせ>大阪・関西万博イベント情報について)ニュース>イベント(リンク)
イベント関係のプレスリリースなどが掲載されています。有名アーティストによるライブなどは、このページも併せて確認しておくと見逃しがないかと思います。
また、【2か月前抽選のイベントをチェックしよう‼】【7日前抽選のイベントをチェックしよう‼】の記事も参考になるので、ぜひご覧になってください。
https://www.expo2025.or.jp/news/category/events/
なお、イベントによっては特設サイトが設置されている場合があります。その場合は、特設サイトも念入りに確認してください。整理券を配布すると急遽発表したイベントもありましたね。
スマートフォンアプリ
万博関係のアプリは乱立していて、どれを使えば良いのかわかりにくい印象です。EXPO2025 Visitors(Webサイト)にもまとまっていますが、ここでも一部を紹介しておきます。
EXPO2025 Personal Agent(リンク)
マップが見やすく、ナビ機能もあるので、評判が良い印象です。1回だけ行く方はこれさえ入れておけば何とかなると思います。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/personalagent/EXPO2025デジタルウォレット(リンク)
各パビリオンでは、紙に押すスタンプラリーのほか、「ミャクーン!」を用いたデジタルスタンプラリーも実施されています。「ミャクーン!」を利用する場合はデジタルウォレットの登録が必要です。個人的にはリピーター向けかなと思います。
https://expo2025-wallet.com/
https://www.expo2025-dwnft.jp/jaEXPOホンヤク(リンク)
万博会期中に提供されている翻訳アプリです。スタッフだけでなく、一般来場者も使用できます。
https://www.expo2025-toppan.com/future/expo-honyaku/KANSAI MaaS(カンサイマース、リンク)
西ゲート発着のシャトルバスに乗車するためには、基本的にKANSAI MaaSからの予約が必要です(桜島駅発着バスは予約なしでも乗れる場合あり)。一応アプリを入れなくてもChrome等から予約できるようです。
https://app.kansai-maas.jp/
フリーWi-Fiの設定
万博内にはOsaka Free Wi-FiによるフリーWi-Fiが提供されています。
割といろんなところでつながる印象ですし、事前にOpenRoamingの設定を済ませておくと毎回の接続なしに利用できます。
ご希望のかたは以下のリンクから設定してみてください。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/wireless/
なお、公衆Wi-Fiですので、安全性などはご自身の判断でご使用ください。
キャッシュレス決済
万博会場内は完全キャッシュレスであり、現金は交通系ICカード等へのチャージにしか使えません(例外あり。下記注意点も参照)。
とはいえ、博覧会協会が提供する決済端末は、全国で利用できる決済手段のほとんどをカバーしていますので、多くの方はICOCAなどの何らかの決済方法をお持ちだと思います。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250214-02/
1つも持っていない方は、来場前か万博会場内の所定の箇所で購入してください。
https://faq.expo2025.or.jp/hc/ja/articles/4743729595294
以下の画像は東ゲートそばのローソンに掲示されているものです。
ニュースリリースから「顔認証決済」が追加されています。
ここに記載されているのが正式なものですので、博覧会協会が提供する決済端末では、この中から選んで使ってください(例外あり。下記注意点も参照)。
以下、注意点です。
「stera」様式の決済方法の案内(アクセプタンスマーク)は、間違って貼っている(あるいは何も貼っていない)ケースを度々目撃していますので、注意してください。
一部の店舗では、上記の決済方法の一部が使用できない場合があるようです。
上記は、博覧会協会が準備した端末を利用している場合です。一部、自前の端末を利用していて、利用できる決済手段も異なるパビリオンがありますので、注意してください(VISA/Mastercardを1枚持っておく方が安心のようです)。
下記ニュースリリースも参考にしてください。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250509-05/
万博IDの本人確認方法
万博IDのログインに2段階認証が導入されていますが、2段階目の本人確認方法は以下の通りです(リンク)。
メールによる認証
生体認証・パスコード認証等
ワンタイムパスワード認証アプリによる認証
このうち、「生体認証・パスコード認証等」は、IDとパスワードの入力後に、スマホの生体認証・パスコード認証のいずれかを行うだけでログインすることができます。
私は当初(なぜか)メール認証にしていて非常に面倒だったのですが、のちに生体認証・パスコードも使えることを知って、設定を見直してからは快適になりました(それにしてもタイムアウトが若干早めな気はしますが)。
なお、複数のパソコンを使う場合はメール認証が良いなど、状況によっては他の手段の方が良い場合もあります。リンク先の万博ID登録マニュアルもかなり丁寧なので、参考になさってください。
https://faq.expo2025.or.jp/hc/ja/articles/4499390304414
手荷物検査
入場前には手荷物検査があります。リンク先を確認のうえ、持込禁止品を持ち込まないように気をつけてください(特に缶・びんの飲料と酒類全般、ハサミ)。
https://www.expo2025.or.jp/entranceguide/#baggage_wrap
手荷物検査では、荷物を全てトレーに置いてください。
ポケットに金属探知機に反応するものが入っている場合は取り出してください。ペットボトル・水筒などの飲料とパソコン・タブレット端末は、かばんの中から取り出してください。折りたたみ傘など、他のものはカバンの中に入れておいて大丈夫のようですが、係員の指示に従ってください。
交通手段
万博会場の夢洲までの交通手段について、本記事では、鉄道とバス(P&R除く)についてのみ扱います。
それ以外の交通手段はEXPO2025交通インフォメーション(リンク)などをご覧ください。
https://www.transport.expo2025.or.jp/
Osaka Metro夢洲駅(東ゲート)
一番手っ取り早いのは地下鉄で東ゲートに行くことです。
PiTaPaで乗車すると1割引、学生は2割引(事前登録が必要)になります。また、敬老優待乗車証は夢洲駅でも使えます。
PiTaPaフリースタイル:https://www.osakametro.co.jp/pitapa/freestyle/
PiTaPaフリースタイル(学生):https://www.osakametro.co.jp/pitapa/student/#freestyle
敬老優待乗車証:https://subway.osakametro.co.jp/guide/fare/respect_pass/keiro_pass.php
1日乗車券(エンジョイエコカード)は、夢洲駅では乗降できないので、注意してください(コスモスクエア駅~夢洲駅間の運賃330円が請求されます)。
顔認証改札を使ってみたい人は、e METROアプリから買える「26時間券・48時間券」をどうぞ(リンク)。
https://subway.osakametro.co.jp/guide/fare/category_digital_tickets/digital_tickets/digital_joshaken.php#jikanken
「Visa得だおれ」30%キャッシュバックキャンペーン
5月30日までは対象のVISAカードのタッチ決済で乗車すると3割引になるので、ぜひ利用してみてください。
https://www.visa.co.jp/about-visa/promotions/visapromo25apr-tokudaore.html#a83c2eeba2
注意点を以下に挙げておきます。
利用前に事前登録が必要です。
メールアドレスの認証ののち、カード番号を登録してください。
(セキュリティコードや有効期限の入力はありません!詐欺に注意!)上限は1カードあたり約5000円利用(1500円還元)までです。ただし、カードを複数登録すると、それぞれで約5000円まで使えます。
適用は5月30日乗車分までです(31日(土)は対象外)。なお、キャッシュバックは「キャンペーン期間終了から 4ヶ月後を目途」となっているので、気長に待ってください。
VISAカードは専用の機器にタッチしてください。ただし、夢洲駅では他の駅とは設置場所が異なります。
対象外カードが多くあるので、必ずキャンペーン規約を確認してください。
参考までに対象外カードのうち、代表的なものをいくつか挙げておきます(誤りがあった場合でも保証しません)。
対象外カードの一例:PayPayカード、イオンカード、ビューカード(iiマークのないカード)、Visa LINE Payクレジットカード、住信SBIネット銀行【他にもあります!】
※VポイントPay、ミャクペ!は対象です。PayPay銀行のデビットカードは(たぶん)対象です。その他のルールなど、キャンペーン規約を必ず確認してください。
https://www.visa.co.jp/about-visa/promotions/visapromo25apr-tokudaore.html#%E9%89%84%E9%81%93%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3%E8%A6%8F%E7%B4%84-338787710
西ゲート発着バス
万博会場まで直行バスを利用する場合、入場ゲートは必ず西ゲートとなります。
入場前に東ゲートに移動することはできませんので、間違えないよう注意してください。
ここでは関西発着の直行バスについて扱います。関西以外を発着する直行バスについては、EXPO2025交通インフォメーション(リンク)をご覧ください。
https://www.transport.expo2025.or.jp/route/express-bus/
桜島駅シャトルバス
桜島駅からのシャトルバスは、KANSAI MaaSで事前予約した人が「優先乗車」できる扱いになっています。
そのため、予約なしでも待てばいつかは乗れますが、特に混雑する時間帯に使いたい場合は事前予約を強くおすすめします。
予約時にクレジットカード決済が必要ですが、桜島駅シャトルバスについては、変更やキャンセルも気軽にできるようになっています(規定は購入時の「変更・払い戻し」の欄をご確認ください)。
なお、桜島駅発の始発バスは8時10分発です。私が4月に乗車したときも、8時10分より早くには出発しませんでした。(もっとも、8時10分発の始発に乗るためには、桜島駅にかなり早めに来ておかないとダメです)
桜島駅までは新大阪駅・大阪駅(うめきた地下ホーム)発着のエキスポライナー(PDF)もあります。
一応、天保山から桜島までの渡船もありますが…それなら地下鉄の方が良いですね。
シャトルバス(KANSAI MaaSでの事前予約が必要)
桜島駅以外からは新大阪駅(阪急観光バス)、大阪梅田(北)(西日本JRバス)、大阪梅田(南)(京阪バス)、なんば、中之島(京阪バス)、天王寺(近鉄バス)、上本町(近鉄バス)、堺・堺東(南海バス)、尼崎(阪神バス)からもシャトルバスが出ています。
詳細はEXPO2025交通インフォメーションやKANSAI MaaSをご覧ください。
特に路線によって変更・取消時の規定が異なりますので、注意してください。
その他のバス
これまでに記したバスがいわゆる「シャトルバス」なのですが、他にも以下のような直行バスがあります。(ここでは関西発着のバスのみを紹介しています)
阪急観光バス等【伊丹空港】
関西空港交通等【関西空港(りんくうタウン)】
奈良交通:八木万博会場線【大和八木駅】
奈良交通:奈良万博会場線【JR奈良・大和西大寺】(土日祝とお盆に運行)
京阪バス:大阪・関西万博エクスプレス京都【京都駅・高速京田辺】
神姫バス:EXPO神戸号【神戸三宮(神戸空港)】
神姫バス:EXPO姫路号【姫路(加古川)】
神姫バス:EXPO三田号【三田】(土日祝に運行)
このうち、伊丹空港・関西空港発着バスはKANSAI MaaSでの事前予約が必要です。
奈良交通と京阪バスは「発車オ~ライネット」か電話での事前予約が可能です。予約は乗車日の1か月前からです。
一方で神姫バスには事前予約制度がなく、先着順の乗車になります。そのため、乗れない可能性があることに注意してください。
パビリオン
当日登録
パビリオン・イベントの当日登録は入場後にできるようになります。2回目以降は、当日登録の予約を消化した後です。要領は空き枠先着予約と一緒です。
コツやポイントをまとめておきます。
公式では、入場後の1回目・2回目以降ともに「10分経過後から可能」となっていますが、10分経たなくても当日登録ができるようになる場合が結構あります。予約したパビリオンでQRコードを読み取ってもらった後の入場待ち列で次の当日登録が可能になる場合も多いです。
2回目以降の予約は、当日登録の予約を消化してからになります。例えば、朝のうちに夜の予約をすると、昼間の予約は何もできなくなるのに注意してください。
ガンダムなど、予約枠を段階的に開放するパビリオンがあります。特にガンダムは、予約枠の開放時間をパビリオン前に掲示していますので、必ず確認してください。
1人の場合は、パビリオンの時間帯選択画面で再読み込みし続けて空きが出るのを待ち続けると、いつか予約が取れるかもしれません。一点張りは何も生まないリスクもありますが、運が良ければ有効な方法となります。
当日登録端末が、「当日登録センター」(P32)に16台、その他6か所にも設置されています。結構使いやすいです。スマホがなくてもQRコードさえあれば使えます。
なお、当日登録端末を使用した予約の仕様には、未検証の部分も多いので、現時点では言及を避けておきます。(気になる人は別途調べてみてください)
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/reservation/
予約時間の考え方
ここでは「12:00-12:30」といった、予約に表示される時間を「予約時間」と呼称します。この予約時間には、以下のようなパターンがあると感じています。
予約時間=パビリオン体験時間で、集合時刻は開始時刻よりも前である場合
例えば「NTT Pavilion※予約時間の15分前集合」の「13:00-13:25」の予約は、12:45集合、13:00-13:25に体験となるので、13:00に到着しても間に合わない。同じ予約時間の人はパビリオン内でまとめて案内される。予約時間=受付時間であり、同じ予約時間の人をひとまとめに案内する場合
例えば「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の「13:00-13:12」の予約は、この時間が受付時間となり、同じ予約時間の人はパビリオン内でまとめて案内される。予約時間内に訪問すれば、次の入場回に優先案内される場合
なお、予約前後の「申込不可時間」の算出方法は、あまりよくわかっていません。
「先着」「自由入場」とは何か?
有志による非公式マップ(リンクは5/1現在)が話題になっていますが、このマップや先述の「今週の万博」(リンク)にも「先着順」「自由入場」という表現があります。これが「予約なしで入場可」を指すものですが、公式には以下の定義になっています。
先着順…予約不要で、予定の入場者数に空きがあり、パビリオン・施設の前に並んだ順に入場を可能とするパビリオン・施設を示しています。
自由入場…予約不要で、自由に入退場が可能なパビリオン・施設を示しています。(※ただし、混雑状況により入場制限が行われる場合があります。)※先着順及び自由入場の区分は、パビリオン・施設からの連絡に基づいて記載しています。
もう少し詳しく見てみると、「先着順」「自由入場」には以下のようなパターンがあるように思えます。(名づけは便宜的なものであり、公式のものではありません)
自由入場型(混雑時は入場制限):基本的にはすぐに入館できるが、混雑時は入館を制限する。入館者をカウントして制限する場合と、入口付近が混雑してきたら制限する場合がある。
ツアー定員制:入館から退館まで、アテンダントのツアーのもとで同一のグループで行動する。予想以上に観覧時間がかかるかも。
例:インドネシア、ペルー、TECH WORLDガイダンス定員制:最初にガイダンス映像を一定の人数で見て、それ以降は自由に観覧する。
例:イタリア・バチカン、日本館、クウェート(最後にも映像演出あり)、タイ一部エリア開放型:全展示の観覧は予約制だが、一部のエリアを解放している。雰囲気は味わえる。
例:いのちの遊び場 クラゲ館(中島)、いのちめぐる冒険(河森)、Dialogue Theater(河瀬)、大阪ヘルスケアパビリオンミュージアムショップのみ開放:最後のミュージアムショップやレストランを解放している。
当日整理券配布:先着順で整理券を配布する。
例:アイルランド(一部の体験)
キャンセル待ち(シグネチャーパビリオン)
シグネチャーパビリオンのうち、「いのちの未来」(石黒)と「いのち動的平衡館」(福岡)では、専用サイトからキャンセル待ち整理券を取得できます。
専用サイトはパビリオン前に掲示されるQRコードからアクセスしてください。位置情報が確認されますので、会場外では取得できません。なお、枚数制限に達すると配布終了となります。
呼び出し後は30分以内に行く必要があります。また、パビリオンに到着した後も、キャンセル待ち専用の待ち列に並ぶ場合があります。
各パビリオンに対するコメント
私としては、どのパビリオンをおもしろいと感じるかは、好み次第だと思っています。
そのため、特定のパビリオンをおすすめすることはあまりしませんが、行ってみて感じたことなどを書いておきたいと思います。
日本館
5月上旬現在、9:30~10:30と19:30~20:30は、予約なしでも並べば入館できます。
(ただし、早めに打ち切る可能性あり)
https://2025-japan-pavilion.go.jp/news/250413/
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダム)
当日登録の枠は、段階的に開放されます。
開放時間はパビリオン前に掲示されていますので、必ず確認してください。
(もし事前予約で当選できなくても、当日の争奪戦に賭けるのも結構アリだと思います)
イタリアパビリオン
イタリアパビリオン(リンク)のアプリから独自予約システムを利用できます。
といっても、執筆時点ではほぼ満員状態ですが…。
(予約システムの安全性などはご自身の判断でお願いします)
https://www.italyexpo2025osaka.it/ja/itariaguan
大阪ヘルスケアパビリオン(リボーン体験ルート)
大阪ヘルスケアパビリオンのリボーン体験ルートでは、事前登録が必要です。
公式サイト(リンク)の案内に沿って、アプリまたは登録Webサイトから事前登録を行ってください。
https://2025osaka-pavilion.jp/guide/official-app/
なお、先着順で腸内細菌抗体検査も受けられますが、来場予定日の5週間前までの申込が必要です。
体験登録をしなくても、リボーン体験ルート自体は体験できますが、「ダミーデータで体験をしていただくことになり、ご自身の健康データは測定できないなど、体験が制限されます」としています(よくあるご質問)。
「リボーン体験ルート」の所要時間は、公式では60分となっていますが、これは途中のブースのうち2個ずつ選んだ場合の想定時間です。じっくり楽しむなら、1時間30分~2時間は見ておいたほうが良いと思います。
ちなみに、激レア体験として「らせん柱(メンテナンス用階段)昇降体験」が行われる場合があります。実施日・時間は不定のようですが、もし運良く遭遇してみたら、ぜひ体験してみてください。
私はたまたま遭遇して体験できました。建物には府内産の木材を使用し、内装の一部に広島の折り鶴が使われているなどのこだわりも伺えて良かったです。
ASEAN(国際機関館)
国際機関館にあるASEANブース(リンク)では、ASEANトレイルチャレンジに参加するためのパスポートを配布しています(配布休止している場合もあり)。パビリオン横断型のスタンプラリーながら告知がほとんどないイベントであり、私もたまたま国際機関館に訪問した際にいただけました。
ASEAN加盟10か国のうち、出展している9か国のスタンプを集める企画ですので、ぜひ参加してみてください。
トレイルチャレンジ専用のスタンプが用意されているので、お間違えのないように。係員に言わないと出てこない場合も割とあります。下の画像はカンボジア館のものですが、右2つは公式スタンプ、左2つはASEANトレイルチャレンジ専用のスタンプです。
null2(落合陽一館)
null2(ヌルヌル)には「ダイアログ(対話)モード」と「インスタレーションモード」の2種類の体験があります。
このうち「ダイアログモード」では、アプリ「Mirrored Body」の事前登録を済ませておくと、演出に参加でき、より楽しむことができます。詳細はリンク先をご確認ください。
https://sp-2025.com/mirrored-body
別のアプリを使うと3Dスキャンもできます。会場にはセルフ式3Dスキャン装置(iPhone限定)がありますが、自宅でも3Dスキャンが可能です。可能な方はぜひやってみてください。
4月時点では体験前に案内メールが届くので、事前予約した人は大丈夫ですが、特に当日に予約が取れた人は設定が最後まで完了しないリスクがあります(私がそうでした。でも少しだけでも演出に関与できる配慮あり)。
メールでは「お名前・顔写真・声の登録までご自宅でお願いします」とのことです(3Dスキャンもできるかたは、そちらもぜひ!)。
ちなみにメールには「床が鏡面になっているため、ズボンでのご来場をおすすめします」ともあります(黒布の貸出はあるようです)。
null2のダイアログモードに少しでも行く可能性がある方は、事前予約の有無にかかわらず、上記の設定を済ませておくのを強くおすすめしておきます。
なお、上記のアプリ等はダイアログモードのみに適用するものであり、インスタレーションモードの場合は関係ないと思われます。
null2は、予約方法をアップデートし続けている印象ですので、落合氏のXもご覧になりつつ当日登録なども狙って訪問してみてください。
ORA外食パビリオン「宴」
大阪外食産業協会(ORA)のパビリオンで、1階はフードコート、2階は展示・体験スペースになっています。1階のフードコートは、一部の店舗が定期的に入れ替わるのが特徴的です。2階も、1か月単位あるいは日替わりで、さまざまなイベントが実施されています。
5月13日~8月12日の3か月間は、グルメ杵屋(きねや)が「杵屋うどん打ち教室」を実施します。
参加には予約が必要ですが、予約は独自システムで受け付けています。
下記のリンクから予約サイトに遷移してください。
https://www.gourmet-kineya-hd.co.jp/udon-workshop/
予約サイトには「子供から大人の方、老若男女問わず外国人の皆さまも」とあるので、年齢制限はないようです。
Web上でのキャンセルはできないようなので、確実に行く日で予約するようにしてください。また、うどんの試食はありますが、「お作りいただいたうどんはご試食できません」とのことなので、その点ご注意を。
フューチャーライフヴィレッジ
西ゲートからさらに奥の方に「フューチャーライフヴィレッジ」があります。
(フューチャーライフヴィレッジについては、通期パス保有者向けの欄でも書きます)
ここも地味に面白いところで、JAXAのブースのほか、A4では株式会社アモーチェが隕石を展示しています。一部の隕石は触ったり叩いたりもできますので、遊びに行ってみてください(スタッフの方の話では、株式会社アモーチェの出展は7月末までの予定のようです)。
スタンプラリー
万博会場では、ほぼ全てのパビリオンを対象としたスタンプラリーが開催されています。
https://www.expo2025.or.jp/stamprally/
「ミャクーン!」を使用したデジタルスタンプラリーに加えて、なんと紙に押すスタンプも完備されています。しかも、会場外の9府県にもスタンプポイントを設置してしまうという…
スタンプの設置場所は出展者によって異なり、パビリオンの外で誰でも押せるようにしているパビリオンもあれば、パビリオンの中に設置し入館者しか押せないパビリオンもあります。

リピーターには公式スタンプパスポート(1100円)もおすすめですが、そうではない方は普通のメモ帳や紙などでも十分だと思います。
ちなみに、本物のパスポートに記念スタンプを押印する方を何度かお見掛けしました(記念チケットに影響された?)が、期限切れならまだしも、有効中のパスポートに記念スタンプを押印することは絶対にやめてください、ということを念のため申し添えておきます。
旅券は出入国審査において必要な、氏名・国籍等を証明する国際身分証明書であると同時に、諸外国の官憲に対し「日本国民であるパスポートの所持人を通路支障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう」要請する公文書でもあります。
(1)記念スタンプの押下等による欠損・汚損防止
旅券のページの一部に出入国スタンプや査証(ビザ)以外のもの(観光地の訪問記念スタンプ、メモ書き、小売店のポイントシール等)があるために、出入国を拒否される事例があります。
また、旅券のページの一部破れ・欠落、旅券名義人の顔写真の汚損等によっても出入国を拒否される例があります。
旅券を損傷することのないよう十分注意してください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=149148
各種施設
コンビニ
会場内にはコンビニが4か所あります。
各国のご飯に興味がないのなら、コンビニで買って食べるのも1つの選択肢だと思います。価格は通常のコンビニ店舗と一緒ですし(相対的には安い)、ベンチやテーブルもかなりあります(雨なら最悪ですが…)。
なお、会場内は食品の持ち込みは自由です(参考リンク)ので、弁当を持って行くのも、もちろんアリです(大阪市の注意喚起も参照)。
ローソン 大阪・関西万博店【東ゲートマーケットプレイス[1]】
セブンイレブン ウォータープラザ店【ウォータープラザマーケットプレイス西[43]】
セブンイレブン 西ゲート店【西ゲートマーケットプレイス[53]】
ファミリーマート 大阪・関西万博店【ウォータープラザマーケットプレイス東[62]】
セブンイレブン
セブンイレブンは西ゲート店とウォータープラザ店の2店舗あります。
かなり気合いをいれているようで、おにぎりや弁当は万博限定デザインのパッケージ、だんごやパンなどのフードも充実しているほか、セブンカフェはコーヒーに加えて紅茶(参考リンク)も用意されています。
https://www.sej.co.jp/company/news_release/news/2025/202504021300/
なお、セブンイレブンアプリのクーポンは使えませんが、アプリの会員コードは読み取ってもらえます。セブンマイルも貯まりますし、利用履歴も記録されます。
セブンマニアの方は、ぜひ履歴を記録しに来てみてください。
(三井住友カードのタッチ決済7%還元の有無は、確認次第更新)

通期パス保有者向け
これより下に書くのは、通期パス保有者(リピーター)向けの情報です。
1~2回だけ行く方にも役立つことがあるかもしれませんが、あくまでもリピーター向けの情報です。
「顔認証」は不正防止目的
通期パス・夏パスを利用する場合は、顔認証情報の登録が必須です。
とはいえ、入場時はQRコードの提示も必須です。
マイチケットのページに「会場入場の際は、顔認証レーンがスムーズです」という(誤解を生む)説明があるので、顔パスで通れるのか?と思っちゃいますが、そうではありません。
そもそも、通期パス・夏パスの顔認証は、なりすましによる不正使用を防止するための措置です。QRコードをかざすと、QRコードの情報とカメラの撮影画像がサーバーに送信されてチケットの有効性を確認するものです(参考リンク)。
「いや、顔認証なんかされたことないけど?」と感じる方もいらっしゃるでしょうが、それは気づかぬうちに顔認証がされているだけです。
実は私は顔認証で一度引っかかったことがあり、それで顔認証がされていることを実感しました(カメラと距離があったのが原因であり、カメラに近づいてやり直すと成功しました)。
ちなみに、時事通信(リンク)によると、開幕時点で「入場ゲート全69台のうち、51台が顔認証に対応」とのことなので、「顔認証レーン」というのはおそらくこの51台を指していると思われます。ただ、開幕後に顔認証装置を増設している可能性もあるので、今どうなっているかはよくわかりません。少なくとも「通期パス専用レーン」という性質のものではありません。
通常の不正防止対策では制限時間付きのQRコードをスマホに表示させるタイプが多いですが、顔認証の採用によって、QRコード自体は印刷して持参することができます。
QRコードの提示を求める点も、他の入場者とオペレーションを揃えて認識精度を高めるという意味で理解はできます(参考リンクでも、顔認証のみでも技術的には可能だが精度が異なるとしています)。
ミャクミャク リワードプログラム
リピーターの方は「ミャクミャク リワードプログラム」もぜひ使ってみてください。
万博に関する何らかのアクションを行うと、経験値(exp)が付与され、一定の経験値を獲得するとランクアップします。そして、ランクごとの特典を得たり、抽選券を使ってパビリオン特別入場などに応募できたりします。
リワードプログラムの概要は、以下のリンク先もご覧ください。
https://info.expo2025-wallet.com/expohandbook
※パビリオン来場記念品は「LEGEND」の特典と記載されていますが、SILVER以上でもらえます。
ランクごとの主な特典は以下の通りです。(下記のほかにもランクがあります)
SILVER(1万exp)以上
【先着】パビリオン来場記念品、【抽選】プロデューサー記念品、【抽選】イベント優先席(アオと夜の虹のパレード)PLATINUM(15万exp)以上
【抽選】パビリオン特別入場、【抽選】プロデューサーガイド、【現地】プリクラ利用LEGEND(65万exp)
【現地】ラウンジ、【現地】ミート・ザ・ミャクミャク
※【現地】はデジタルウォレットパークでの利用を指す。
プリントシール機:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250418-03/
また、必ず確認しておきたい情報として、経験値の獲得方法と抽選応募の日程を載せておきます。
詳細はリンク先の情報を確認しつつ、いろいろと検索してみてください。
https://www.expo2025.or.jp/digitalwallet/#reward_sec
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250304-01/
私からもいくつか書いておきます。
PLATINUM(15万exp)は頑張れば十分にたどり着くレベルです。万博IDやチケット連携によるexpをゲットしたうえで、デジタルウォレットアプリのトップ画面の「つながる」を選択して、キャンペーンもチェックしてみてください。
リワードプログラムの応募抽選券はランクアップした時にしか増えません。現行のシステムでは、最上位ランクのLEGENDまで上がってしまうとそれ以降は増えません。
プレミアム体験(パビリオン特別入場など)は、事前に実施日の来場日時予約を行っていないと応募できません。また、応募期間も1か月単位で決まっているので、十分に気をつけてください。なお、第1~3回については、抽選結果の発表とパビリオン特別入場の先着受付は、結果発表日の朝9時00分からでした(ただし、第3回は9時以降つながりにくい状況が続きました)。
ややこしいですが、ミャクポは「ミャクミャク リワードプログラム」とは異なるサービスです。ミャクポは基本的にPontaポイントやWESTERポイント等からの交換でしか貯められません。ミャクポ800ptでミャクポテラスを使えたり、限定グッズに交換できたりします。なお、リワードプログラムの「ミャクポのアプリ連携(サービス毎)」とは、Ponta→ミャクポなどのポイント交換を指します。
なお、5月上旬時点で「設計者とまわる日本館建築ツアー」は全日程(8日×3回)が完売となっています。
https://www.expo2025-myaku-po.jp/ミャクペ!にチャージすると1円ごとにexpが加算されます。ただし、残高の有効期限は2026年1月13日(火)となっており、「有効期限到来後は、ミャクぺ!残高が残っていてもご利用、払い戻しともにいただけません」としています(そのため、リワードプログラム目当てのミャクペ!の利用はあまりおすすめできません)。
https://introduction.expo2025-myaku-pe.com/settlement
ナショナルデー・スペシャルデー
ナショナルデーは、国・地域(公式参加者)の参加を称える日であり、1日あたり1つの国・地域が指定されています。また、国際機関が主役の1日は「スペシャルデー」と呼称されています。
公式Webサイト(リンク)によると、公式参加者の文化に対する理解を深め、国際親善の増進に寄与することを目的に、国内外の賓客や一般の来場者を招いて式典と文化イベントが行われ、多様な文化や特色に触れ、楽しむことができます。
ナショナルデーの日程は「ナショナルデー・スペシャルデーカレンダー」(リンク)を参照してください。具体的なイベント内容は、先述の「イベントの探し方」の項を参考に調べてみてください。
https://www.expo2025.or.jp/events/#sec_calendar
また、万博公式ブログ(リンク)でもナショナルデー・スペシャルデーの告知がされています。
https://www.expo2025.or.jp/officialblog/category/cat03/
上に記載した写真は、ブータンのナショナルデーセレモニーで撮影したものです。イベント情報では「11:00 ~ 12:00」となっていましたが、実際には公式参加者・日本政府の代表挨拶で30分間、文化プログラムで60分間かかり、終了は12:30でした。予約の時刻が迫ったとしても途中退出は可能ですので、そこは安心してください。
期間限定コンテンツ
私向けのメモですが、コンテンツが定期的に入れ替わるパビリオンの一部を記しておきます。
フューチャーライフヴィレッジ(Future Life Village)
Future Life Villageは西ゲートのさらに奥にあり、立地は結構悪めです。しかし、このFuture Life Villageが最も入れ替わりの激しいパビリオンであり、特に「Future Life Experience」の期間展示ゾーンは1週間ほどで入れ替わります。
何回でも来れる通期パス勢だからこそ、ぜひここに通ってみて、いろんな企業・人に出会ってほしいなと思います。
Future Life Villageには、Future Life ExperienceとTEAM EXPOパビリオンの2種類があります。
フューチャーライフエクスペリエンスでは、暮らしにかかわるあらゆる分野の最先端と未来の技術と思考に触れ「未来の暮らし」を体験することができます。
「TEAM EXPOパビリオン」では、参加者それぞれが思い描く、未来につながる、万博のテーマに沿った社会課題の解決や、持続可能な開発目標(SDGs)に関係する「未来への行動」を体験することができます。特にベストプラクティスでは、世界共通の重要な課題を解決する「未来への行動」が紹介されます。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/future-life/flv/(FAQより)
Future Life Experienceは企業や政府・行政の出展が多め、TEAM EXPOパビリオンはNPOなども含めた多様な主体が出展している印象です。
Future Life Experienceの出展企業・団体はFuture Life Villageのサイト(リンク)に掲載されていますので、ご確認ください。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/future-life/flv/
「Study:大阪関西国際芸術祭2025」
万博会場内にはパブリックアートが設置されています。
https://www.expo2025.or.jp/future-index/art/publicart/
その中には、「Study:大阪関西国際芸術祭2025」のプログラムの1つ「EXPO PUBLIC ART」として設置されているものがあります(参考リンク)。
158の国・地域が交わる万博会場内の多様な世界への道しるべとして、また分断された叡智の再統合によって創造的対話を創出するきっかけとするために、万博会場内にパブリックアート(野外彫刻や壁画・ミューラル)を「Study : 大阪関西国際芸術祭 / EXPO PUBLIC ART」として展示します。
来場者に文化の彩りと潤いを添えると共に、「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマの万博会場の随所に世界各国の芸術作品を誘致して紹介し、芸術を通して来場者相互の対話と交流を図ることを試みます。
(「Study:大阪関西国際芸術祭2025」EXPO PUBLIC ARTより)
「Study:大阪関西国際芸術祭2025」の一環で設置している作品には、芸術祭専用のパネルが設置されています。
パネルのQRコードからLINEスタンプラリーに参加すると、抽選でプレゼントが当たります。詳細は実行委員会のプレスリリースを参照ください(リンク)。
https://osaka-kansai.art/blogs/news/info250430
他にも会期中の計14日、「石磨きワークショップ」が開催されるようです(リンク)。
https://osaka-kansai.art/blogs/news/event250416
また、美術手帖でも紹介記事がありますので、参考にしてみてください(参考リンク)。
万博会場での散策中に、アートも味わってみてはいかがでしょうか。
なお、「Study:大阪関西国際芸術祭」は、大阪文化館・天保山や船場エクセルビルなどでも開催されています(参考リンク)。
興味のある方は、ぜひ他の会場にも訪問してみてください(一応書いておきますが、私はこの芸術祭の関係者ではありません。ただの展覧会&アートフェアセットパス(早割)保有者です)。
予約したパビリオンの履歴
通期パスで入場した場合、入場翌日に予約可能回数が回復する代わりにパビリオン・イベントの予約履歴が確認できなくなります。
それでも履歴は残っているようで、「EXPO2025 Personal Agent」の「マイページ>予約一覧」から予約したパビリオンの履歴を確認できます。ただし、イベントは表示されません。

その他
需要が一応あるかもしれない情報を記載しています。
ICOCA決済でWESTERポイント(1店舗限定?)
西ゲートマーケットプレイスにある「万博オフィシャルストア西ゲート店(JR西日本グループ)」でICOCA決済すると、WESTERポイントが200円につき1ポイント貯まります。
他店では未検証ですが、万博内では「西ゲート店(JR西日本グループ)」限定だと予想しています(確認次第更新)。

WESTERアプリの提示によるポイント付与はありません。WESTERポイント(基本)とWESTERポイント(チャージ専用)のどちらが付与されるかは利用カードによって異なります(リンク先の「ICOCAのご利用でたまるポイントについて」を参照)。
e MoverとOsaka Point
会場内外周バス「e Mover」の乗車券は、e METROアプリからも購入できます。
e METROアプリから購入すると、購入金額の10%のOsaka Pointが付与されます。
なぜかニュースリリースにしか記載されていない(リンク)ので、ここで紹介しておきます。

万博限定AEON Payキャンペーン
万博会場内の店舗では、イオン系の決済手段であるWAONとAEON Payが利用できます。
このうち、AEON Payについては、抽選で2025名にWAON POINTをプレゼントするキャンペーンを実施しています(キャンペーン番号:2504-B074)。
対象店舗は「大阪・関西万博会場内」、実施期間は2025年4月13日~10月13日です。
AEON Pay利用の5000円(税込)ごとに一口となります。
上記はキャンペーン規約の一部を抜粋したものですので、参加する場合はキャンペーン主催者のイオン銀行の案内を必ずご覧ください。
キャンペーンの案内は、なぜかイオンカードのWebサイトには掲載されていませんので、「イオンウォレット」アプリで確認してください。
「イオンウォレット」アプリのトップ画面で右にスワイプすると左側から「お知らせ」画面が出てきます。その中に「大阪・関西万博会場でAEON Payを使おう!」がありますので、そこからキャンペーン詳細をご確認ください。
8年ぶりの「食博覧会・大阪」
ORA外食パビリオン「宴」は「食博覧会・大阪」として開設されているものです。
4年ごとにインテックス大阪等で開催されてきましたが、2021年は中止となっていました。
パビリオン内には、そのことを説明するパネルが設置されています。